2024年9月30日月曜日

薄緑の2wayネックレス

  エリーです。今回はレース糸でネックレスを作ってみました。「かぎ針編みの春夏小物」(ブティック社)という本を図書館から本を借りて、本を見て作りました。

 本では、後ろの方に丸カンとネックレスを付けることになっていました。しかし、金具だと夏に汗をかいたりした時に金具の部分で首が痛くなったり、汗で金具の色が変わってしまうことがあります。そこで、ネックレスの後ろの部分は紐を編むことにしました。そうすると、気楽に洗濯もできますし、長さも自由に変えられます。金具のお金もかかりません。

 まず、紐をスレッドコードの編み方で編みます。そして、ネックレスの模様部分の先の小さな穴に紐を通してから、先の方に花と葉を付けました。こうすると、先にある花と葉がストッパーになるので、ネックレス本体と紐がバラバラになることがありません。

ネックレスの先の小さい穴に紐を通したところ


 そして、結果的にネックレス金具を使う時よりもネックレスを長くすることができるようになりました。また、どちらを前にしても使うことができるようになりました。

 ネックレスを短くしたところです。 





 ネックレスを長くして反対にしてみました。





 お花の部分です。真ん中に緑色のビーズを付けました。お花の編み方も自分で考えてみました。


 今回はネックレスの色とスカートの色を合わせて撮影してみました。とてもかわいくて気に入っています。2日でできました。工夫してアレンジして良いものができたので良かったです。

2024年8月26日月曜日

パリ オリンピックの新体操を見て

 エリーです。パリ オリンピックの新体操の団体決勝と、個人総合決勝を見たので、感想を書きたいと思います。今回は日本の出場がなく、残念でした。団体決勝はテレビで放送されていましたが、個人総合決勝はNHKの「パリ オリンピック2024」の動画配信をスマホで見ました。


 新体操の団体決勝は「フープ」と「リボンとボール」があります。まず、「フープ」から始まりました。

 アゼルバイジャンはしなやかで美しかったです。

 ウクライナは「カルメン」の曲に合わせて、踊りが上手かったです。


 次は「リボンとボール」です。3人がリボン、2人がボールを持ちます。

 ウクライナはグリーンの衣装できれいでした。でも、ボールを落としてしまったり、リボンも体に絡まってしまい、失敗が多かったです。「フープ」の演技が良かっただけに残念でした。

 中国はリボンの色がきれいでした。演技はリボンの舞い方まで揃っていて凄かったです。

 最終順位は中国が1位でした。ウクライナはフープが終わった時は2位だったのですが、「リボンとボール」で失敗してメダルを逃してしまいました。


 新体操個人総合の決勝は、「フープ」、「ボール」、「クラブ」、「リボン」の4つの種目合計得点で競います。

 私は、ドイツのマルガリータ・コロソフ選手の「リボン」の演技が美しくて心に残りました。4位でメダルがとれなかったのが残念でした。

 イタリアのソフィア・ラッファエリ選手の演技も全体的に良かったと思います。3位で銅メダルを獲得できました。

 ウクライナのタイシア・オノフリチュク選手は踊りが上手で、「クラブ」の演技が良かったです。


 新体操個人でも、ウクライナの選手の失敗が目立ちました。NHKの動画配信では日本語の解説がなくて、どの辺を失敗したかがはっきり分からないのですが、「フープ」の演技も私には失敗があったように見えましたし、次の「ボール」の演技でも、ボールが転がっていってしまったのです。ウクライナの選手は全体的に体の動きが機敏で踊りが上手なのに、本当に惜しいと思いました。

 やはり国が戦争中で家がいつ砲撃されるか分からない状況だったら、落ち着いて演技できなくて当然だと思います。戦争がなかったら、特に団体決勝の方ではメダルを獲得できていたのではないでしょうか。

 早く戦争が終わり、平和になることを祈っています。

パリ オリンピックのアーティスティックスイミングを見て

 エリーです。パリ オリンピックの「アーティスティックスイミング」を見たので、感想を書きたいと思います。

 今回のオリンピックでは以前と採点方法が違い、「チーム」は従来の「テクニカルルーティン」と「フリールーティン」に加え「アクロバティックルーティン」の3つの種目の合計点で競われます。

 「デュエット」は「テクニカルルーティン」と「フリールーティン」の2つの種目の合計点です。


 まず、チームの「テクニカルルーティン」から始まりました。夜中に放送されていたので、見ている人は少なかったかも知れませんが、私はビデオに撮って見ました。

 イタリアは動きがきびきびしていて、音楽にも合っていてとても上手だったと思います。

 アメリカはマイケル・ジャクソンの表現で、足技のムーンウォークが面白くて、最初から最後まで惹きつける演技でした。本当に見て面白くて良かったと思いました。でも、アメリカは思ったより点数が低くて残念でした。

 日本は、「テクニカルルーティン」は「雷」を表現しました。でも、日本は音楽が分かりにくくて、「もう少し踊りやすい曲を選べば良いのに」と私は思いました。順位が低くて残念でした。

 中国は動きが揃っていてきれいでした。「テクニカルルーティン」は中国が1位でした。


 日本の「フリールーティン」は「チェス」でした。体力が他の国に比べて足りないのではと母は言っていました。「もうちょっと頑張ってほしい」と私も思いました。


 「アクロバティックルーティン」は、イタリアが優雅でした。

 フランスはアクロバットの跳び上がりが高くて良かったです。

 スペインは動きが力強かったです。

 アメリカは振り付けに工夫があったと思います。

 日本は「アリゲーター」の演技でした。今回日本は、初めてオリンピックに出場した選手が多いとのことでしたが、5位だったので初めてにしては順位が良かったのではないかと思いました。

 結果は1位が中国、2位がアメリカ、3位スペインの順でした。


 デュエットで心に残った演技は中国の「テクニカルルーティン」で、手足の動きが美しかったです。

 オーストリアの「フリールーティン」は手の動きがしなやかで柔らかかったです。

 イギリスは表現力があって良かったです。

 デュエットは、1位が中国、2位がイギリス、3位オランダ、4位オーストリアでした。


 今回、ロシアとウクライナが出ていないのが残念でした。特にウクライナは2023年の世界水泳には出ていたので、やっぱり戦争中に練習をするのは厳しいのかなと思います。

 以前の採点方法は、技の完成度、技の出来栄え、芸術性の3つの合計で、100点満点で採点されていました。でも、2023年からは100点満点制ではなくなり、技の完遂度を表すエレメント得点と、芸術点の合計得点になりました。

 エレメント得点は技の一つひとつに難易度が設定され、その出来栄えによって得点がつきます。ルール改正で、技の合計難易度が合計得点に大きく影響するようになったようです。

 「順位変動がなく、序列がある」と言って採点方法が変わったのですが、私は以前の採点方法の方が好きです。「普通に見ていて、上手な国が勝っているな」と思っていましたし、序列があるとは思っていませんでした。

 でも、今回は芸術点の得点の割合が前回よりも増えたようなので良かったと思います。競技が「アーティスティックスイミング」という名称なので、芸術点の割合をもっと高くしてほしいです。

 次の世界水泳も楽しみにしています。

2024年8月19日月曜日

私の好きなマンガ

 エリーです。今回は私の好きなマンガについて書きたいと思います。私はギャグマンガが好きで、昔はよく読んでいました。ですので、今回紹介するのはかなり昔のマンガになってしまいます。本屋さんになければ、古本屋さんなどで探してみて下さいね。


 まず、一つ目は「動物のお医者さん」(白泉社)です。作者は佐々木倫子さんです。主人公は西根公輝(通称:ハムテル)で、親友の二階堂昭夫と一緒にH大学獣医学部に進学して獣医を目指します。

 このマンガの第10回目で、獣医学部の実験でネズミを使う話があるのですが、ネズミが苦手な二階堂の話がとても面白くて好きです。

 ハムテルの家では、シベリアンハスキーのチョビ、猫のミケ、鶏のヒヨちゃん、スナネズミなど色々な動物を飼っていて、個性があります。私はその中でスナネズミがかわいいと思いました。作者は動物を描くのがとても上手いと思います。

 人気作品なのでドラマ化もされていて、ドラマの方もとても面白かったです。


 2つ目は「赤ずきんチャチャ」(集英社)で、作者は彩花みんさんです。「チャチャ」は魔法使いで、世界一の魔法使い「セラヴィー」の弟子なのですが、魔法は失敗ばかり。ボーイフレンドの「リーヤ」といつも一緒にいます。リーヤは狼男でオオカミに変身できますが、かわいい犬に見えてしまい、チャチャから可愛がられています。

 セラヴィーは幼馴染の魔法使い「どろしーちゃん」のことが好きですが、なかなか上手くいきません。代わりに小さい頃のどろしーちゃんをモデルにした「エリザベス」という人形を持ち歩いています。

 ある日、エリザベスがどろしーちゃんにさらわれてしまい、セラヴィーも捕まってしまいます。チャチャはリーヤと一緒に追いかけて、どろしーちゃんの城に乗り込みます。その時、どろしーの弟子の「しいねちゃん」はかわいいチャチャに一目惚れしてしまいます。敵に惚れてしまうしいねちゃんも面白いです。

 絵も全体的にとてもかわいくて好きです。このマンガはとても面白かったので、私の弟も読んでいました。

 アニメ化もされていましたが、ストーリーはコミックスとは違っていました。私はコミックスの方が好きですが、テレビアニメとしては原作のままでは描きにくかったのかも知れません。


 最近は忙しいせいもあり、今どんなマンガが面白いかあまりよく分かりません。でも、昔のマンガを読み返してみても面白いです。「動物のお医者さん」の方は、今本屋さんで手に入りますので、興味のある方は読んでみて下さいね。愛蔵版というのがお買い得だと思います。

2024年8月6日火曜日

集英社の週刊少年ジャンプ連載大ヒット作の劇場版アニメの中で、東映アニメーション制作の2022年公開の3本

 久しぶりの投稿のYNです。

よろしくお願いいたします。


今回も、只々映画消費者の映画関連ネタです。



初めに、この投稿を見られている方が、そもそも映画館まで行ってまで映画は見ず、映画は動画サイトや動画アプリなどで見るという方には、あまり関係ない、もしくは興味のわかない話かもしれません。

しかし、もし映画はやっぱり劇場の巨大スクリーンで、さらには上質な音響で鑑賞したいという方はご一読ください。


(…と書きましたが、紹介作品は2年前くらいに公開の作品なので、配信サイトや、レンタルビデオ店で借りたBD/DVDなど、もしくは購入したBD/DVDで鑑賞、という形になるかと思います…すみません)




今回は、2年前後前のかつて集英社の週刊少年ジャンプで連載していた大ヒットした(もしくは現在進行系でしている)原作を、東映アニメーションが劇場アニメ化した作品の中でも最新の劇場版アニメ3本に関しての投稿です。

今回ネタとして取り上げるのは下記の3本です。



ドラゴンボール超 スーパーヒーロー [Blu-ray]


日本公開日:2022年6月11日、「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー (wiki )」



ONE PIECE FILM REDスタンダード・エディション [Blu-ray]


日本公開日:2022年8月6日(終映:2023年1月29日)、「ONE PIECE FILM RED (wiki  )」



映画『THE FIRST SLAM DUNK』STANDARD EDITION [Blu-ray]


日本公開日:2022年12月3日(終映:2023年8月31日)、「THE FIRST SLAM DUNK  (wiki )」




「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は、「東映アニメーション#社内ネットワークへの不正アクセス 」により2022年4月22日に公開予定でしたが、2022年6月11日に上映延期され公開された日本のアニメーション映画です。

アニメ『ドラゴンボール』シリーズの劇場版第21作目(『ドラゴンボール超』としては第2作目)で、前作『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018年12月公開)から3年半ぶりとなる劇場公開作品だそうです。。

キャッチコピーは「レッドリボン軍 超極秘作戦、開始!」「鳥山明 渾身の、超バトルアクション誕生!」という事で、原作者の鳥山明さんが脚本とキャラクターデザインを務め、監督は前作『ブロリー』でも制作に携わった児玉徹郎さんが担当しました。


ここにきてレッドリボン軍が登場して、原作者が脚本かと思ってどんな話になるのかなと思って見に行ってみました。

鳥山明さんの脚本らしく、盛り上げ方が良く、わくわくするものがあった気がします。

映像的には、最新のCG技術の粋を集めた迫力で、圧倒されました。


2024年3月1日に原作者であり、脚本を務めた鳥山明さんがお亡くなりになった為、本作が映画に携わった最後の作品となりました。

訃報を聞いたときは、私も非常にショックを受けました。私の子どものころに、次の話が楽しみでたまらなかったことが思い起こされました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。




「ONE PIECE FILM RED」は、2022年8月6日公開の日本のアニメーション映画で、谷口悟朗さん監督作です。また、原作者・尾田栄一郎さんが総合プロデューサーを務めたようです。

漫画『ONE PIECE』を原作とするテレビアニメの劇場版第15作で、FILMシリーズの第4作目。2022年8月6日から翌年2023年1月29日まで公開されました。

また、2023年10月20日より1ヶ月間、映像ソフトへの収録時にリテイクを行った特別版を、4Kアップコンバートした上で再上映されました。

国内での通常上映のみの最終興行収入は197億円、アンコール上映を含めると203.3億円を突破し、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』・『千と千尋の神隠し』・『君の名は。』に次ぎ、日本映画の歴代興行収入第4位となったそうです。

また、全世界での興行収入は319億円となり、最終観客動員数は1474万人を記録したそうです。


原作漫画の「ONE PIECE」は、私はキャラクターの絵柄が少し苦手で、漫画・TVアニメとも、ほとんど見てこなかったのですが、今回劇場版アニメを見て、「ONE PIECE」の面白さの一端に触れられた気がしました。




「THE FIRST SLAM DUNK」は、2022年12月3日に公開されたアニメーション映画で、原作者の井上雄彦さんが自ら監督と脚本を務めました。2023年8月31日をもって終映しました。原作『SLAM DUNK』の最終回を迎えてから実に26年半を経ての映画公開だったそうです。2022年7月7日に湘北高校のメンバーが収められた特報映像が公開され、8月10日から同年11月18日までテレビアニメ版全101話がYouTube上で期間限定公開され、一部話数についてはプレミア公開で配信されたそうです。


映画「スラムダンク」、ポニョ超えの興収155.2億円に 国内歴代13位(本田亜友子,ITmedia)(2023年8月28日) 


原作者の井上雄彦さんの原作『SLAM DUNK』は、私はまさにドンピシャ世代なので、中学時代の活躍で有名なスリーポイントシューターの三井くんの不良からの更生話で、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」というようなことを、バスケ部顧問の安西先生が三井くんに語りかけるシーンは感動的です。私世代にとっては超有名すぎで、何を今さら言っているのという感じでしょうか。


バガボンド(1)(モーニングKC) コミック – 1999/3/23




原作者の井上雄彦さんのSLAM DUNK以外の作品ですと、剣豪で有名な宮本武蔵を描いた「バガボンド 」(原作は吉川英治の小説『宮本武蔵』)を途中まで読んでました。原作小説も未読で、宮本武蔵についてそれまでに調べたり関連作品を読んだことがなかったので、剣豪で有名なのは知っていた宮本武蔵の伝記の面白さを知らしめてくれた作品だと思います。バガボンドを読んでいる途中で、それを原作的に扱っていると思われるNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI 」なども見ていたりしました。





2023年度の映画館と上映作品の興行収入などは下記のサイトなどが参考になるかもしれません。


2023年は3653スクリーン、今世紀は漸増中だが頭打ちか…70年近くの間の映画館数の変化(最新) 2024/02/02 02:40





以上、かつて集英社の週刊少年ジャンプで連載していた大ヒットした(もしくは現在進行系でしている)原作を、東映アニメーションが劇場アニメ化した作品の中でも最新の劇場版アニメ3本に関しての投稿でした。

それではまた次回の投稿でお会いしましょう。

ここまで読み進めていただきまして、ありがとうございました。

2024年7月29日月曜日

ミヒャエル・アンドレアス・へリンガーさんのピアノ・リサイタル

 エリーです。7月26日は、ミヒャエル・アンドレアス・へリンガーさんのピアノ・リサイタルに行きました。金曜日なので、夜7時からです。場所は東京オペラシティのリサイタルホールです。7月12日に行ったコンサートホールと同じ場所ですが、今回はそれよりも小さいホールでリサイタルが行われました。

 チケットは、アレクサンダー・ガジェヴさんのピアノ・リサイタルに行ったついでに、オペラシティのチケットセンターで取りました。有名な曲が多くて、演奏曲目が良かったからです。


 今回のリサイタルのプログラムは


モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27‐2「月光」

リスト:コンソレーション 第3番

    愛の夢

サン・サーンス(リスト編):死の舞踏

ラフマニノフ:ヴォカリーズ

リスト:メフィストワルツ 第1番

ラフマニノフ:前奏曲 ロ短調 作品32‐10

リスト:ラ・カンパネラ

でした。


 演奏の前に挨拶の言葉がありました。ミヒャエル・アンドレアス・へリンガーさんが「来てくれてありがとう。」というようなことを英語でおっしゃっていたのが分かりました。通訳の方がそばで日本語訳して下さったので良かったです。

 先々週アレクサンダー・ガジェヴさんのコンサートに行った時は、アンケートを書く時に英語が分からなかったですが、ヒヤリングも難しいと思いました。

 

 最初の曲は「モーツァルト幻想曲 ニ短調 K.397」で、切ないメロディーがとても良かったです。聴きほれてしまいました。


 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」は第3楽章が良かったと思います。力強い曲でした。

 自由席で前から2列目に座ったので、ペダルを踏むところもよく見えました。「月光」の第3楽章の中で「私だったら曲のここでペダルを踏むなあ」と思っていた部分でへリンガーさんがペダルを踏んでいました。もちろん「月光」は難しい曲なので、私はまだ弾くことができませんが、私自身がそれだけピアノに慣れてきたせいかなと思います。

 「月光」は家に2枚CDがあって、マウリツィオ・ポリーニさんの演奏とエミール・ギレリスさんの演奏があってよく聴いています。演奏をよく聴くこともピアノに慣れる近道かなと思います。


 休憩の後はサン・サーンスの「死の舞踏」で、私の好きな曲です。これも力強くてリズム感があって良かったと思いました。「こんなかっこいい演奏が私にもできたらなあ」と思います。


 アンコールは2曲でした。

 1曲目はミヒャエル・アンドレアス・へリンガーさんが作曲された「ALL OF MY LOVE」という曲で、きれいな曲でした。

 2曲目はショパンの「エチュード 10‐4」でした。色々な曲が聴けて良かったです。


 ミヒャエル・アンドレアス・へリンガーさんという方は、リストの血統を受け継ぐ方だそうで、歌手、作曲家、動画クリエイターとしても活躍されているそうです。YouTubeチャンネルもあるそうで、これから見てみたいと思います。

2024年7月22日月曜日

アレクサンダー・ガジェヴさんのピアノ・リサイタル2

 エリーです。7月12日にアレクサンダー・ガジェヴさんのピアノ・リサイタルに行ってきました。金曜日なので、リサイタルの時間は夜7時からです。場所は東京オペラシティ コンサートホールです。アレクサンダー・ガジェヴさんのピアノ・リサイタルは去年11月にも行きました。今年もまたリサイタルに行けるチャンスがあって良かったです。


 去年のことは「アレクサンダー・ガジェヴさんのピアノ・リサイタル」というブログに書いていますので、興味のある方は読んでみて下さいね。


 今回のリサイタルのプログラムは

コリリアーノ「オスティナートによる幻想曲」

ベートーヴェン(リスト編)「交響曲7番から 第2楽章アレグレット」

リスト「詩的で宗教的な調べ」から葬送曲

スクリャービン「練習曲」op.65 op.8 op.42から

ショパン「24の前奏曲」op.28から 第23、22、18、13、10、2番

スクリャービン「ピアノ・ソナタ第9番 黒ミサ」

ベートーヴェン「エロイカの主題による変奏曲とフーガ」op.35

でした。

 

 最初の1曲目は、コリリアーノの「オスティナートによる幻想曲」で、全然聴いたことのない曲でした。演奏されることの少ない曲だそうです。最初はピアノの音が小さく、最後の方は大きくて抑揚がついていました。本当に上手に演奏されていて、すごく良かったです。

 正直言って、前半のプログラムは知らない曲が多くて、演奏中にプログラムのどの曲を演奏しているのかが分からなかったので、あらかじめ聴いておいて予習してくれば良かったと思いました。


 後半はショパンの「24の前奏曲」から始まりました。第23番ヘ長調と、第2番イ短調が良かったです。とても良い曲でピアノの音がきれいでした。

 

 アンコールは

ショパン「4つのマズルカ」より作品6‐1、作品63‐3

    「ポロネーズ第6番 英雄」

    「マズルカ」作品68‐2

の4曲でした。

 

 この中ではポロネーズ第6番の「英雄」が力強くリズム感があって良かったと思いました。アンコールの時は観客が立ち上がって拍手を送り、スタンディングオベーションでした。  


 今回、私は1階の前から3列目というとても良い席で聴くことができました。アンコールの後で最後拍手をしている時に、一瞬アレクサンダー・ガジェヴさんと目が合ったような気がしました。チケット代は6000円で少し高かったのですが、近くで聴けて良かったです。


 私もピアノを習い始めましたが、人前に出るのが苦手なので、「自分なら緊張してしまってこんな大勢の人の前で演奏できないな」と思いました。ですので、ピアニストの方は本当にすごいなと思います。私ももっと頑張ろうと思いました。


 クラシック音楽のリサイタルの後は、アンケートを書くことがよくあります。リサイタルの感想などを書くのです。今までは紙に書けば良かったのですが、今回はQRコードで読み取ってスマホで入力することになりました。

 その中で、アレクサンダー・ガジェヴさんへのメッセージを書く欄があって、「英語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、フランス語のどれかで書いて下さい」との指示があって、びっくりしました。リサイタルのアンケートで、日本語以外で書くというのは初めてだったからです。(リサイタルの感想の方は日本語で大丈夫でした。)

 本当は「アレクサンダー・ガジェヴさんがショパンコンクールで演奏されていた《バラード》と《舟歌》が好きです。」と書きたかったのですが、「I like Ballade and Barcarolle.」だけになってしまいました。これだけで通じるかどうか分かりません。もう英語を忘れてしまっていて、自分の英語力の無さを痛感しました。


 楽しかったので、来年もまた機会があればピアノ・リサイタルに行きたいです。英語ももっと勉強してから行かなければいけないかなと思います。

2024年7月8日月曜日

折りたたみ電子ピアノを購入して

 エリーです。ピアノは3年前に独学で始めたのですが、本格的にピアノを習い始めたので、折りたたみ電子ピアノを購入しました。88鍵盤の電子ピアノと、椅子とスタンドのセットです。島村楽器のオンラインストアですので、楽器屋さんのピアノだから安心かなと思いました。

 しかし、楽譜立てが小さいことと、サスティンペダルが固定できず、演奏中に動いてしまうことが気になりました。(サスティンペダルとはピアノの音を伸ばすために必要なものです。)

 そこで、牛乳パックを使ってこれらの問題を解決しようと思いました。

 

 まず、楽譜立てです。

 以前、「リモコンスタンドと本立てを作って 牛乳パック工作Part2

というブログを書きましたが、ここで作った本立ての一部に新しく作ったものを付け足すことにしました。

 

 まず、牛乳パックをこんな風に切って折ります。



 折り紙を用意して牛乳パックの内側に貼ります。




 牛乳パックの内側に貼ったところです。



 次は牛乳パックの外側の文字が書いてあるところに折り紙を貼ります。1枚だと透けてしまうので、スティックのりで2枚を貼り合わせます。



 貼り合わせたところです。



 牛乳パックに貼ります。



 貼り終わったところです。内側がブルー系で、外側がピンク系になりました。



 以前作ったものと組み合わせてクリップで止めます。実は牛乳パックを間違えて小さく切ってしまって以前と同じ形にはなっていませんが、後になってこれで良かったことが判明します。



 こんな風に、折り紙を貼った牛乳パックの上の方にもクリップで止めてつなぎ合わせ、楽譜立てに大きい洗濯ばさみで止めて、出来上がりです。


 これは白紙ですが、コピーした楽譜をこんな風に乗せることができます。小さい楽譜立てだと2ページしか見られませんが、これだと6ページ見ることができます。ページ数が多い楽譜だと一人ではなかなかページをめくれないので、重宝します。


 楽譜の本を乗せた場合、こんな風にストッパーになるので使いやすいです。ここが最初間違えて切ってしまったかなと思った部分ですが、やり直さなくて良かったです。



 次はサスティンペダルを固定する物を牛乳パックで作りました。牛乳パックを7本使いました。

 こんな風に切った牛乳パックを2つ用意します。この部分だけ母の意見も聞きながら作りました。


 こんな風にスタンドの下につけます。


 これをこんな風に斜めに切ります。



 サスティンペダルを固定するための、複雑に切った赤い牛乳パックを左に置きました。(分かりにくいですが、左の方に少し赤が見えています。)こちらも斜めに切りました。右側の切り口がギザギザになっている部分がありますが、そこは間違えて切った部分です。黒いのはサスティンペダルです。



 そして、上の写真の赤い牛乳パックの四角い部分を下の写真のように折って、ボンドで付けました。ここはサスティンペダルが動かないようにするための部分になります。上の方が四角柱で、下の方は三角柱にしました。なんとなく折ったのですが、上手くいきました。あと、間違えてギザギザに切った部分に、牛乳パックの切れ端を付け足して合わせて、ボンドで付けました。



 洗濯ばさみとクリップでボンドが乾くまで固定しているところです。



 こんな風に置いてみました。両方の牛乳パックを斜めに切ったのは、ペダルが踏みやすいようにするためです。本当はこれだけでもペダルが動かないのですが、もっと丈夫にします。



 ちょっと牛乳パックがたわんでいます。ペダルを置く部分が弱いとすぐに壊れてしまうので補強した方が良いと思いました。



 こんな風に四角い牛乳パックの切れ端があったので、サスティンペダルを置く部分にボンドで貼って補強しました。



 次は、縦に置く牛乳パックをこんな風に切って2つ用意しました。


右側です。



縦と横の牛乳パックを合わせてボンドで貼りました。


こんな風に置きます。左側です。



 こちらも同じようにボンドで貼りました。



 この細い部分が弱いので補強します。



 牛乳パックの切れ端を付けて、ボンドが乾くまでクリップを付けておきます。



 スタンドは左側の方が長いので、小さい牛乳パックの切れ端を筒形にしてストッパーにします。



 牛乳パックを左右並べてみました。赤い牛乳パックを左側の牛乳パックに差し込みます。




 真ん中に間が空いてしまったので、写真の中央の下のように牛乳パックを切って、左の赤い牛乳パックの上に被せます。



 被せたところです。隙間がなくなりました。


 左右の牛乳パックが動かないように固定する物が必要になりました。まず、厚紙をこんな風に折ります。



 そして、ボンドで貼ります。乾くまでクリップで止めておきます。



 こんな風に並べました。この厚紙をまず右側に差し込みます。





 右側の牛乳パックに厚紙を差し込んだところです。こんな風になります。左側の牛乳パックが差し込みやすいように、あえて右側の牛乳パックの出っ張った部分を残しておきました。





 

 これで右側と左側が繋がりました。

 できたものに今度は折り紙を貼っていきます。まず、楽譜立てを作った時と同じように牛乳パックの字が透けて見えないよう折り紙を2枚貼り合わせます。

 そして、折り紙を貼っていきます。




 厚紙にも星の折り紙を貼ったところです。


 牛乳パックの内側には水色の無地の折り紙を貼ります。


 折り紙を貼ったものを並べていきます。







 出来上がりです。



 上の写真は楽譜立てと、サスティンペダルを固定する牛乳パックを全部並べてみたところです。

 ペダルもきちんと固定できましたし、牛乳パックを斜めに切った部分がちょうど良くてペダルを踏みやすいです。良い物ができました。


 これから肝心なのはピアノの練習です。今まではピアノのレンタルハウスやデイケアで一週間に一~二回練習しているだけだったので、毎日ピアノが弾ける生活に憧れていました。でも、毎日練習するのは思っていたよりも大変です。先生のおっしゃったことをその次の週にはできるようにしようと思うと練習をさぼれません。

 今は色々な曲をハ長調の簡単バージョンで練習していますが、私は三拍子の曲がつかみやすいような気がします。特にワルツはノリがいいような気がして、チャイコフスキーの「花のワルツ」やワルトトイフェルの「スケーターズ・ワルツ」などを練習していると楽しくて仕方がないです。きっと、前世ではワルツを踊り狂っていたに違いありません。

 「エリーさんはベートーヴェンやモーツァルトなどのカチッとした曲よりも、ショパンなどロマン派の曲を感情込めて弾くのが合っているようですね。」と先生はおっしゃっていました。私自身もショパンが好きで、よく聴いているので、これからもっと練習しようと思います。