2020年7月9日木曜日

玄米食について

 こんにちは。エリーです。今回は、私が普段食べている玄米について書きたいと思います。
 玄米とは精米していないお米のことです。玄米は白米と比べ、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが多く含まれています。また、細菌やウイルスや、体内で発生したがん細胞などを見つけて攻撃して体から取り除くのが免疫ですが、玄米食を始めることで免疫力が高まると言われています。

 私は子供の頃体が弱くて、毎年冬になると風邪をひきやすく、インフルエンザなどで学校を1~2週間休むことがよくありました。でも、玄米にしてから風邪をひきにくくなったので、とても助かっています。そして最近、玄米を食べると集中力がつき、疲れにくくなったことに気付きました。腹持ちも良いようです。
 また、玄米ではないけど、5分づき米を食べている人は白米を食べている人に比べ、体ががっしりしていて力持ちのように見えます。(これは気のせいですかね?)玄米や5分づき米に含まれている、糠や胚芽を摂取することで違いが出るのかなと思います。玄米で力がついてくれば、山仕事のボランティアにも役立つと思います。
 玄米にすればそんなにあれこれ料理しなくても、味噌汁とおかず1品あれば栄養が取れるので、料理が苦手な私にとってはありがたいです。

 私は以前、冬に痔の専門病院に入院して手術したことがあります。もちろん病院なので、野菜たっぷりで食物繊維の取れる、栄養のある食事が出されました。しかし白米だったので、入院中に風邪を引いて肺炎まで起こしてしまい、入院が長引いてしまいました。6人部屋で同じ部屋に入院していた方達が3人くらい風邪で熱があって、風邪がうつったせいもあると思いますが、やっぱり家で食べている玄米が一番良いのかなと思いました。

 あと、私はパンを食べたい時はなるべく全粒粉のパンにしています。自然食品の店には玄米ラーメンや全粒粉のうどんなども売っています。また、お寿司などを食べたい時もありますが、1日1回は必ず家で玄米を食べるようにしています。正直言って白米の方がおいしいですが、新型コロナ肺炎が流行っている今、白米に戻す勇気がありません。
 玄米がコロナに効くという研究結果が出ている訳ではありませんが、コロナにも効くと良いなと思います。

2020年7月2日木曜日

進路に思うこと

 こんにちは。エリーです。今回は普段考えていることを書いてみたいと思います。

 私は短大の国文科を卒業しています。私は本を読むのが好きで、母が持っていた与謝野晶子訳の源氏物語を高校の時に読み、国文科を受けてみようと思ったのです。でも、古典を勉強したいという気持ちはあるけど、文章を書くのは苦手意識がありました。

 私は高校の時、母に進研ゼミを勧められて勉強していました。進研ゼミには大学や短大を卒業した先輩が、その学校でどんな勉強をしたかなどを詳しく書いた情報資料のようなものがあって、それを参考に学校を選ぶことができました。
古典を中心に勉強でき、卒業論文のないところという、まことに自分にとって都合のいい選び方でしたが、1校だけそういう短大がありました。私はその短大に推薦で合格することができました。

 私は国文科で好きな授業が受けられて、学校が楽しくて夏休みも授業を受けたいくらいでした。教室の席が自由な時は、一番前の席で授業を受けていました。一日中好きな本を読んで暮らせるのですごく楽しかったです。今まで学校というものに窮屈さを感じていましたが、短大でようやく自由になれた気がしました。友達との会話もテレビの話より「何の本が好きか」という会話が多かったので、話が合ってとても楽しかったです。
 
 ところが、クラスメイトなど周りの人達の話を聞くと、学校が楽しいという人ばかりではありませんでした。
 古典より現代文を勉強したかったという子もいました。
 また、希望通りの進学ではなく、本当は英語を勉強したかったのに落ちてしまったから国文科に来たという子もいました。その子はやっぱり英語と国語は全然違うからということで、学校の勉強についていけず、学校に来なくなってしまいました。国文科と言うのは本を一日中読んでいても飽きない人でなければ続かない所だということをここで初めて知りました。
 また、親に「親戚みんな大学に行っているからどうしても進学しなさい。」と言われ、本当は高校を出た後就職したかったのに、仕方なく国文科に入ったという子もいました。その子は推薦で入学したのに、「親に無理やり通わされているから勉強したくない。」と言って、授業中おしゃべりばかりしていました。そのせいで教授に呼び出されたりしていたようです。その子は「高校で国語の成績が良かったというだけで国文科を選んだだけで、特に本が好きという訳ではない。」と言っていました。
 私は、進路の問題はとても難しいものだと思いました。

 また、私の妹は高校受験で迷っていたようです。私と妹は8つ年が違います。私が短大を卒業した頃、妹は中学生でした。妹は明るく活発な性格なのですが、学校の詰め込み教育のせいか「勉強ばかりで何のために生きているのか分からない。」と言っていました。実は私も中学生の頃はそう思っていました。また、高校時代は本が読みたいのに勉強ばかりで、私は本を読む時間がないことで悩んでいました。確かに勉強ばかりはつらいなと思います。

 妹が高校受験の時、私は「妹は普通の高校に行くより、農業高校の方が向いているのではないか?」と提案しました。妹は体を動かすのが好きだからです。私が両親を説得し、家族で話し合った結果、農業高校の進路希望を出すことになりました。妹は見事合格し、農業高校に楽しく通っていました。
 今は妹の旦那さんの実家が千葉で農家をやっていて、妹はゴールデンウイークなど休みの日に田植えや芋掘りなどを手伝っているようです。
私は妹に「農業高校が役に立ったね。」と言ったら、「恩着せがましいよ。」と言われてしまいました。

 私の学生時代は「大学に行けば遊べるから、高校まで勉強を頑張る。」とみんな思っていました。それだけみんな好きなことができないで悩んでいるのです。本当はそれではいけないと思います。

 日本も詰め込み教育ではなく、外国のように個性を尊重する教育になればいいと思います。外国は短所を直すより、長所を伸ばす教育をやっているそうです。あと、もうちょっとみんなが好きな勉強ができるようになれば良いですね。