2020年5月21日木曜日

スヌーピーの本について

 こんにちは。エリーです。今回はスヌーピーの本について書きたいと思います。
私とスヌーピーとの出会いは、私の叔母がくれた2冊ほどのスヌーピーの漫画でした。それがきっかけでスヌーピーが好きになり、もっと読みたいと思っていました。しかし、その時スヌーピーの本は絶版になっていて読めなかったので、いつかスヌーピー全巻を読むのが夢でした。やっと河出書房新社からスヌーピー全巻の発売が決まり、とてもうれしいです。去年から毎月2冊ずつ発売されていて、今11巻から20巻まで手元にあります。その手元にある10冊の本について感想を書きたいと思います。

 私はスヌーピーの漫画のアメリカンジョークが気に入っています。明るく笑えて何度読んでも面白いので、気分が落ち込んでいる時などに読むといいです。
 この漫画の主人公はチャーリー・ブラウンですが、チャーリー・ブラウンのマヌケなところが面白いです。私は特に凧揚げの場面などが気に入っています。
 
 登場人物はみんな恋をするのですが、みんな片思いでなかなかうまくいかないです。でも、これも面白く描いてあります。特に、ペパーミント パティとマーシーは友達同士ですが、2人ともチャーリー・ブラウンのことが好きです。友達と同じ人を好きになってしまうというのは、少女漫画だと深刻な問題になり、笑えない設定ということになります。でもこの漫画だとドロドロにならず、ユーモアがあって、笑えるように描いてあります。とても不思議だと思います。
 あと、チャーリー・ブラウンは赤毛の女の子が好きなのですが、いつも遠くから見るだけで、結局告白できずに恋が終わってしまいます。この辺は切ないところです。

 私がこの本で私が感動した場面は、スヌーピーとチャーリー・ブラウンが木の下で一緒に座って、「ふたりでここにすわって…。親友同士でサンドイッチを分け合う…。これ以上の幸せがあるだろうか!」というチャーリー・ブラウンのセリフがあるところです。チャーリー・ブラウンはスヌーピーのことを本当に愛しているというのが伝わってきます。チャーリー・ブラウンはとても心が広いと思います。

 この本は日本語訳がついていますが、英単語の意味が分からないとギャグが分からないところもあります。また英語のダジャレもあります。日本語で読んで意味が分からない時は英語の方を読むと良いと思います。

 スヌーピーの漫画は1950年から2000年くらいまで新聞に連載されていて、スヌーピーの顔が最初と比べだんだん変わっていくのですが、私は1970年代以降のスヌーピーがかわいくて好きです。

 スヌーピーの漫画はとてもかわいくて面白いのでおススメですが、1冊2800円で全25巻集めると7万円になり、ちょっと高いです。1冊300ページくらいあり、読むのが大変でしたが、ゴールデンウイーク中に読むことができました。
今コロナウイルスが流行っていて本屋さんが開いてないので、スヌーピーの漫画の続きを読むことができないのが残念です。

 私は六本木のスヌーピーミュージアム3回くらいと、南町田のスヌーピーミュージアムに1回行ったのですが、このようなスヌーピーの漫画が展示してあってとても面白かったです。スヌーピーの漫画を読むならスヌーピーミュージアムもおススメです。
 
 1巻~10巻と、21巻~25巻までの発売が楽しみです。これからも読み続けたいと思います。