エリーです。9月19日にかながわトラストみどり財団の間伐のボランティア活動に参加しました。コロナ対策のようで100人募集のところを45人くらいしか参加がなかったです。送迎バスに乗る時に密にならないように減らしたのかも知れません。フェイスシールドも配られました。でも、フェイスシールドをつけると前が見えづらかったです。山に登る時息苦しくてマスクもできませんでした。私の肺活量が足りないのでしょうか。
今回は17年生のヒノキで細くて切りやすかったです。でも、インストラクターがもたもたしていて頼りなかったです。それで、私と同じ山仕事のボランティアサークルのFさんが「おーい。インストラクターしっかりしろー。」と怒鳴っていました。
この日はなぜか、ロープを使って自分のいる方向に木を切り倒している人がいました。すごく危険です。昔はこうじゃなかったのですが、いったいどうしたのでしょう。
仕事のやり方もおかしかったです。ヒノキを切る時に昔より高い位置で、のこぎりを入れて切っていたのです。後から切る位置が高すぎるということで、もう一度低い位置で切りなおしたりしていました。その後、「最初から低い位置で切った方がいいね。」ということになったので良かったです。もし、家を建てる時に使う木ならばもったいないからです。
私は切り倒した木の枝を払ったり、足場を確保するため下に落ちている木や枝を片づけたりしました。この日私はこうやって無理せず仕事をしました。この日は人数が少なかったので、切らなければならない木がいっぱい残りました。
帰りに電車の中で、「今日は細い木だから良かったけど、来週は30年生の太い木だから(その人は)危ないんじゃないか。女の方がよっぽど器用だ。」というようなことを男の人同士で話し合っていました。樹齢17年の木と樹齢30年の木では倒れてくるスピードが違います。今回と同じように「倒れてくる木をよければ済む」という訳ではありません。
今までは、「誰か山仕事のボランティアやってくれる人いないかな。」と思って人を誘うことができましたが、最近は危なくなりました。その場その場で臨機応変に行動して、自分の命は自分で守らなくてはいけないのです。何があっても自己責任で、物事の善悪を自分で判断しなければなりません。このままだと山仕事のプロしかボランティアに参加できなくなってしまいます。初めて来る人は仕事を覚えることで精いっぱいになってしまうかも知れないからです。もちろん、この日のことはかながわトラストみどり財団に苦情を出しました。
私は木を切るのに夢中になりすぎることがあります。人が高いところにある枝を落としている時に、私が近くで下に落ちている木を切っていて、他の人が切り落とした枝が私の頭に落ちてきたことがあります。ヘルメットをかぶっているから大丈夫ですが、本当ならよけなきゃいけません。「ぶつかるかな。」と本当は心で思っていても、「これくらいなら重くないから大丈夫。」と思って仕事をしてしまうことがあります。これからは本当に気を付けて作業をしようと思います。