2019年6月28日金曜日

ささみのお仕事・改!( ,,`・ ω´・)b

どうも、ご無沙汰しております。

ちょっと最近他のお仕事でドタバタしてしまいまして、こちらシェーン・ブログの更新が滞ってしまいました。一応元気にやっております、焼けても焦げてもささみです(・ω・ゞ-☆

過去の投稿で、いくつか個人特定されませんか‥?(≡人≡;)というのがあったので、上司の指示で非公開にすることとなりました。ご心配をおかけしますが、よろしくお願いいたしますn(. _ .)n

私のシェーン相模大野でのお仕事が担当範囲が少しずつ変わって参りましたので、お知らせします。





私が現在所属するWebサイトつくり隊のホームページがこちらです↓

WSCC Web Site Creative Company ー Webサイトつくり隊

そちらのブログは現在私が更新しております↓

Web担当者のためのブログ





Webサイトつくり隊が制作する地域情報サイト「じぇね太郎」というのもあります↓

じぇね太郎の旅ーきらきらと輝いていたあの頃あの場所へー

上記の「じぇね太郎」のジェネレーションに追加されるページの原稿は、今後私が担当することが多くなります(もちろん他のチーム・メンバーと分担でやって参ります)。

また、「じぇね太郎」にリンクが張られている下記のブログも私がメインで更新しております。

ちっちゃいものブログ





「ともに会」はWebサイトつくり隊(シェーン相模大野)の母体となる団体ですが、「ともに会 シェーン」のfacebookページが下記です。

ともに会 シェーン facebookページ

ご紹介が遅れましたが、Webサイトつくり隊はシェーン相模大野という就労継続支援B型事業所の1部署です。以下がシェーン相模大野のホームページです。

就労継続支援B型|シェーン相模大野

シェーン相模大野のブログが今お読みいただいているものですね。





この他に、まだ開設したばかりで、下記のブログがあります。

相模原市南区地域情報ブログ「さみな」(リンク無し)

上記のブログは、もうちょっと記事が上がってきたら改めてご紹介させてください。

改めて告知した割には担当範囲があまり変わっていませんでしたΣ(O_O;)ナンダト..

では、またお会いしましょう。ささみでした(・ω・ゞ-☆

2019年6月14日金曜日

精神科に入院したときの過ごし方

皆さま、梅雨入りしてから晴れ日が2日続いています。いかがお過ごしでしょうか。Webサイト作り隊のライティング担当、ささみです。そこ、梅じそ巻きにして食べないでください。ささみです(・ω・ゞ-☆

今日のブログでは、「精神科に入院したときの過ごし方」というテーマでお話したいと思いますが、過去に数回入院した経験をもとに、私なりに『快適な入院生活』を送るためのポイントを押さえたいと思います。当然、どんな入院生活があったらいいかは人それぞれですが、まずは入院した際の困りごと「あるある」をリストしたいと思います( ,,`・ ω´・)ンンン

1.開放処遇を得るまで閉じ込められることがつらい。
2.たとえ開放処遇でも、夜間の外出が禁止されており、翌朝まで結局閉じ込められる。
3.食事・おやつの時間以外の楽しみが見つからない。
4.食事が美味しくない。
5.小遣いが少なく、欲しいものが買えない。
6.小遣いを上手く使える安いお店が病院周辺にない。
7.スマホ・電子機器が取り上げられてしまい、かなり不自由だ。
8.お風呂に毎日入らせてもらえない。
9.入院中の運動不足で体型が大きく変わってしまう。
10.サロンのテレビを他の患者が占領する。
11.夜勤帯の看護師の数が少なくなり、職員への相談がしにくい時間帯がある。
12.土日祝日の職員の数が少なく、相談させてもらえない。
13.土日祝日はOTやプログラムの時間数が減り、楽しみが減ってしまう。
14.ケースワーカー(PSW)への相談が週に1回も取れない、全然PSWに会えない。
15.主治医となかなか会えない、相談できない。
16.入院中、結局症状が良くならず、むしろ悪化する。
17.主治医が退院させてくれない。

これらの不満を解消するためにはどういった心構えで行くべきか、お話したいと思います。各ポイントの補足を以下に記述します。

1)もし緊急で入院することがあったら、始めは個室(隔離室)に入れられてしまうこともあり、部屋から出してもらえなったり、病院の外を散歩することも許されない場合があります。かなり辛い経験ですので、この場合は、仮に嫌な職員がいても怒らず騒がず、大人しくしていることで、次第に開放病棟へ移動となったり、退院が許可されたりするので、じっくり行きましょう。大人しくすることはかなり重要なことで、職員にたてついても、待遇は良くなるどころか悪化するばかりなので、とにかく落ち着いて職員の言う通りにすることです。

2)たとえ開放病棟に移っても、ほとんどの病院では夕方の午後3時台(4時)から翌朝の9時台(基本10時前)まで患者の外出が禁止されています。もし午後4時以降、出かけたい場合は外出許可を主治医・担当医から得る必要があります。だから、開放処遇を得てもかなりの不自由を感じる場合は外出許可・外泊許可をもらって上手に気分転換をしましょう。

3)入院中というのは、基本的に暇です。休養を取る場所ですから当然のように思えますが、同時にやることがなくて時間がとにかく長く感じることもあります。よって、食事の時間・おやつの時間以外に楽しみが見つからない場合もあります。こういったときは時間つぶしが利く過ごし方を見つけてなるべく快適に入院生活を送りましょう。私は院内で短歌・将棋、本・ゲームなどで気分を紛らわせてました。

4)病院の食事は、人によっては美味しくないと感じることもあるかもしれません。食堂で出る定食をちょっと味薄めにして野菜を多くした感じです。肉・魚の量は正直少ないです。苦手な食べ物があったら好きな食べ物と入れ替えてもらえるので、その点は安心ですね。私は病院の食事はむしろ薄味で好きでした。

5)小遣いをどう使うかは、入院中の切り札と言いますか、数少ない楽しみです。ご家族からあまりお小遣いをもらえない、周りに比べて小遣いが少ない場合は、とにかく病院周辺のお店をよく知り上手くやりくりすることです。売店以外のお店があるならそれらを優先すべきかもしれません。

6)小遣いはあるけど、病院近くに安くていいお店がないこともあります。その場合は、やはり主治医から外出許可をもらって買い物に出かけるしかありません。ご家族が買ってきてくれる場合もありますので、相談も必要です。外出・外泊が決まったら、院内に戻って便利に使えそうなものをいくつか買って帰りましょう

7)スマホ及びその他電子機器が使わせてもらえない精神科の病院も数多くあります。その場合は、結局は他に楽しめるものを見つけるしかありません。乾電池式の電子機器であれば使わせてもらえる病院もあります。ラジオは許可されることが多いですが、乾電池式のポータブルテレビ、同じく乾電池式のDVDプレイヤー、乾電池を使ったUSB充電器があれば他にも使える機器が増えることもあります。私は文章を書くことが好きなので、電子辞書付きの電子文具(POMERA製のワープロみたいな商品)を入院中に使っていました。

8)お風呂が好きな方にとって入院生活は苦痛であることも少なくありません。週に2・3回しかお風呂に入れないこともありますし、周りの患者全員と一緒のお風呂に浸からないといけないこともありますので。病院によっては毎日お風呂に入らせてもらえる病棟がありますので、お風呂がないとダメな方は優先的に探してください。

9)入院中、激やせする方もいますが、太る方が多いかもしれませんね。全員共通なのは、極度の運動不足になることです。食っちゃ寝しかしない部分もありますし、出かける頻度も減ることが多いですから。これは、自分のベッドで腹筋・背筋・腕立てをやったり、意識的に散歩エリアを歩き回ったり、OTに積極的に参加して運動するくらいしか体型を維持する方法はありません。私はあきらめて太ることにしましたが(;´Д`A “

10)サロンのテレビは、テレビ好きならぜひとも使いたいツールのひとつです。もし例えば他の患者で必ずチャンネルをフジテレビに固定する人がいたら(笑)、職員と相談しながらめげずに自分の見たい番組へと変えられるように色々作戦を練りましょう( ´艸`)もしスマホ・電子機器が許される病棟だったら、ワンセグのテレビが観られるスマホを持っておくといいですね。入院する前から用意しておくと安心です( =  •̀  д •́ )ゞ

11・12)職員に相談するタイミングがなかなか見つからない、というのは精神科病棟ではよくあることで、これは病院の職員がどういったスケジュールで動いているか、日中のどういったタイミングだったら相談しやすいか、というのを把握する必要があります。基本的には平日の日中、看護師の数が一番多いのは9時~17時頃です。ですが、朝の9時台後半までは申し送りで患者の状態を確認する時間があり、夕方の16時以降にもそういった時間が設けられています。申し送りは職員全員にとって情報共有の重要な業務ですから、申し送り以降の時間帯は相談事を翌平日朝まで取っておくことにしましょう。ちなみに、夜勤帯は病棟全体を受け持つ看護師が2・3人になることがあるので、大変な時間帯でもあるので、看護師がちょっと余裕ありそうだな、って感じでなければ相談は翌朝まで待ちましょう。

13)平日日中にプログラムを色々組んでくれる作業療法士ですが、土日祝日はOTのプログラムが基本減ります。土曜は実施されることもありますが、日祝は期待できません。OTの時間は、食事と食事の間の時間を埋めてくれる、入院生活のオアシス的存在ですから、土日祝日の過ごし方、というのは意外とテーマになりやすいです。だから病院近くに図書館・公民館などがあったら、そういった公共施設は月曜休みですから土日祝日の間に足を運んで利用したり、遠い場合でも外出許可を取って院内で読める本・雑誌などを見つけておきましょう。

14・15)退院へ向けて動きたいのに、全く主治医・PSWと会えず進展がない、というトラブルもよくあります。基本主治医とPSWは週に1回くれば良い方です。退院が近づくと、週に何度も会えることもありますが、そうではない場合は週1回と考えておいてください。相談したいことをあらかじめメモに取っておいて、まとめて話せるようにしておきましょう。考え方としては「どうせあせっても何も成し得ない、粘り強く待てるようになること」です。入院するということは社会から一回離れてブランクが出来ることですから、早く戻って社会復帰したいと思って急いでも、支援者のサポート状況の都合で全くスケジュールは早まらないものなので、じっくりやるしかないんですよね。しんどいとは思いますが、理想はさておき入院中も楽しく過ごす方法を探すのがベストです

16)私は一度入院中にも関わらず統合失調症を再発したことがあります。当然服薬も守っていましたし、院内生活も色々工夫していたのですが、とにかく退院したい退院したい、院内でやることが何もない、という気持ちがストレスとなって再発しました。そんな経験から、ひとつ思ったことは「希望の大部分を捨てて人生を一回あきらめる」ということです。これは他人から言われたら「なんだそれ(ʘ言ʘ╬)」って思うものでしょうけど、実際人生は大部分あきらめた方が上手くまわります。ストレスをためない方法のひとつとして使ってみてください。

17)「主治医が退院させてくれない」という話が、今回の投稿で一番触れたかった内容です。ここまでほんと長文にお付き合いいただいて恐縮なのですが。精神障がいを抱える人間としては、支援者の方々はとても丁寧に接してくれるものだと思いますが、実はそれは一長一短で、障害者手帳を支給されて障害福祉サービスを利用するようになってから、「強制的な支援」が続くこともあり得ます。診察、PSWとの定期的な(個別支援計画)相談、訪問看護、訪問ヘルパーなど、様々なルートから障害者は行動が監視され、結果行動が制限されることもよくあるのです。支援には便利なもの、助かるものも沢山ありますが、障碍者である以上、今後もずっと支援が義務付けられている、と考えるようにしてください。

普通、医者からしてみれば患者は「客」ですが、実際には患者が医者を接客するものだと思ってください。「おかげさまで落ち着いて過ごせております」「退院後も服薬を守って、社会参加はあせらずゆっくりやりたいと思います」「いつも家族との間に入っていただいてありがとうございます」こういったセリフをよく使って、医者だったり支援員の方をおだてていれば、案外退院はすんなり決まったりします。ブタもおだてりゃ木も登るといいますが、医者もおだてりゃ退院決まると覚えておいてください。あながちホントですから。医者に限らず、地域の施設の職員・相談員など、支援員の肩書がある方には基本こちらから接客する気持ちで接していればこちらの希望も聞き入れてくれることがあります。自分にとって損となる指示やアドバイスだけ「それはちょっと‥」とやんわり断っちゃってください。

ちょっと最後の方が過激な文章となってしまいましたが、長い投稿を最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回お会いしましょう、ささみでした( =  •̀  д •́ )ゞ

2019年6月13日木曜日

余談ですが‥ささみのお仕事

皆さま、こんにちは。今日は爽やかな晴れ日となりまして、一時梅雨を忘れて過ごせることとなりました。焼いても裂いてもささみです(・ω・ゞ-☆

今日の更新では、ちょっと「障がい」にまつわるお話ではなく、私ごとですがシェーン・ブログなどの更新スケジュールについてお知らせさせてください。

私はシェーンのホームページ制作チーム(通称:Webサイトつくり隊)に所属していますが、その中でライティング専門と言いますか、ブログ・SNSなどを更新したり、ホームページの原稿作成などを担当するお仕事となります。だから、今後こちらのシェーン・ブログなど、シェーン相模大野が受け持つ様々なページで、私の文章が載ることになりますので、ぜひぜひ今後とも皆さまよろしくお願いいたしますn(. _ .)n

一応、下記にシェーン相模大野の関連ブログ・ホームページ・SNSで私が更新に携わるものをご紹介します。

1.シェーン・ブログ
2.ともに会 シェーンfacebookページ
3.Web担当者のためのブログ
4.じぇね太郎ーちっちゃいものブログ
5.じぇね太郎ージェネレーション・ページ

おまけに、試作段階でまだほとんど何もありませんが、以下のブログの主担当もやっております。

6.相模原市南区情報ブログ「さ・み・な」

私の通所日が火・木・金ですので、それぞれのページ・ブログを週に1・2回更新できればと思います。皆さま良かったらどうぞご覧ください☆( ゚Д゚)b

それではまたお会いしましょう。ささみでした( =  •̀  д •́ )ゞ

2019年6月11日火曜日

精神障害者にとって良い病院選び

焼いても裂いてもささみです。今日もよろしくお願いします(・ω・ゞ-☆

今回は、私みたいな障碍者が精神科への入院をする場合に、どういった基準で病院を選ぶべきかについてお話したいと思います( =  •̀  д •́ )ゞ

まぁ、あくまで精神的にまいってしまった場合に入るところですから、入院しないにこしたことはないんですが、私たち障がいを抱えてしまった人間にとっては入院を避けられない場合もありますし、そのためにも対策しておきたいことでもあります( ノД`)シクシク…

まず、今回の病院探しの前に条件がひとつ。そこまで緊急性がないことです。今すぐにでも入院しないとマズイ、とにかく死んじゃいそうだ、ってときには選択の余地がありませんから、速やかに空きのある病院へ直行しましょう(こういった場合、遅かれ早かれ入院になりますが(≡人≡;))

今すぐじゃないけど、とにかくつらくて入院したい、社会の荒波から一回避難したい、休みたいって感じることは、ちょっと病んでいる人だったら普通にあると思います。でも精神科の病院ってどうなの?未経験ならイメージが全く湧かないのも当たり前ですから。何をポイントに病院を選ぶか、以下のリストをご覧ください。

精神科の病院選びのポイント
1.院内で電子機器(スマホ・PC・ゲーム機・インターネット機器)などの使用が許可されている病院を選ぶ。
2.院内のコンセントで電子機器を自由に充電させてもらえる病院を選ぶ。
3.売店以外にも散歩エリアにコンビニ、スーパー、ドラッグストア、レストラン、図書館、100円ショップ、家電量販店、ブックオフ(ツタヤ・ゲオ)などがいくつかある病院を選ぶ。
4.OT・デイケアの設備が充実しており、院内プログラムが楽しめそうな病院を選ぶ。
5.病院の建物に新棟・旧棟があり、ご自身またはご家族の予算によってどちらに入院するか決められる病院を選ぶ。

ここで上記の4点についてそれぞれ補足をつけたいと思いますが、大体は入院生活をより開放的に、快適に過ごせるようなポイントが並んでいます。

1)精神科の病院は、場所によっては電子機器の使用が原則禁止されており、電気ひげそり、電池式ラジオ以外はほぼ何もかも取り上げられてしまいます(ʘ言ʘ╬)そんな古い考えの病院には極力入院したくないものです。人権を守ってくれる病院はご自身のスマホ・PC・携帯ゲーム機など、全て自由に使わせてくれます。ご自身で入院を検討する場合、ご家族が入院を勧める場合、どちらの場合も予め病院に問い合わせて電子機器が使える開放的な病院かどうかは確認した方が良いでしょう。

2)院内のコンセントが使えない病院もあります。実際コンセントの電気を使用して電子機器を充電しても、ほんと些細な経費(1人1日当たりものの1円~数円)にしかならないのに、それをわざわざ禁止して電池式の機器しか持たせてくれない病院もありますΣ(O_O;)ナンダト..。電池代はほんとバカになりませんから、院内のコンセントを自由に使わせてくれる病院にすべきです。

3)病院の散歩区域に便利なお店がいくつかあることはとても重要で、院内生活のストレスを上手く発散するためには必要不可欠です。売店よりも商品が安いスーパー、ドラッグストア、百均も重要ですし、また読み物を調達できる図書館や本屋(ブックオフ)も良いですね。ご家族と一緒に設定する月々のお小遣いなど、上手に使える場所が近くにある、というのは患者からすると大切なテーマのひとつです。

4)どの病院にもOT(作業療法)の時間は用意されているはずです。基本OTというのは病棟のサロンで「ぬり絵」「書道」「パズル」「ボードゲーム」「編み物・手芸」「DVD鑑賞」「プラモデル作り」などが出来るように作業療法士さんが道具を持ってきてくれます。デイケア施設が併設されている病院なら「パソコン」「楽器」「カラオケ」「映画」「調理」「筋トレ」「スポーツ」などのプログラムを組んでくれるところもあります。「体験外出」というのもOTプログラムであったりするので、通常サロンやデイセンターでやるOTと合わせて気分転換に利用することができますVERY GOOD☆( ゚Д゚)b病院を選ぶ際には、作業療法が充実している病棟を選ぶ、というのも大きな要素です。

余談ですが。このOTというのは、今まで社会生活を普通にされてきた方が初めて見ると「なんだ、ぬり絵とかパズルとか、人を馬鹿にしてるんじゃないか」と思うかもしれません。でも「やってみると意外と楽しい。何だかんだ落ち着いて出来るな( ゚,_υ゚)」とイメージが変わることもあるので、とりあえず楽しむ前提で取り組んでみることです。作業療法士さんの方は話が面白い方も多いので、周りの患者・職員と雑談しながらテキトーにやるのがポイントです。意外と、入院生活におけるオアシス的存在になるのがOTです。

5)最後に、これは面白い話なんですが。新棟と旧棟、二つ以上の建物がある病院は、新棟が新しい代わりに1日ごとの入院費が高くなり、旧棟は汚いけれど入院費がかなり安く設定されていたりします。ご家庭がかなり裕福でない限り、ここはひとつ旧棟に入院するのがオススメです。笑える話で、基本旧病棟というのはお世辞にも綺麗な施設ではないんですが、月々万単位で入院費が違いますから、そのお金を節約したり、ご家族からのお小遣いに回したりできると、綺麗なんていらない、って思えてくるものです。逆に新病棟は綺麗すぎてちょっと怖く感じる部分もあったりしますから、アットホームな旧棟の生活に慣れてしまうのが私のオススメです(´ー`*)

長々と話しましたが、上記の5つの点は入院する前にぜひ病院に問い合わせてください。後悔はしません。一応「個室がある」「大部屋がある」など病院ならどこも共通、という部分については触れませんでした。入院すると、周りも精神の病を患っている方ばかりなので、患者同士のトラブルもよくあります。大部屋では「いびき」「盗癖」「叫び声」「貸し借り」などの問題がよくありますが、それはどこの病院でも同じなので、それらの点が耐えられない場合は入院自体が苦痛になる可能性もあります。その場合は、ちょっと変わった社会勉強だと思って入院しましょう(;´Д`A “

私自身が初めて入院したとき、大変つらかった記憶があるのは「食事以外の楽しみがない病院」に入院してしまったことです。朝食に起こされて、食べた後お昼までの時間が憂鬱で、さらにお昼を食べてから夕食までの時間がやたら長く感じたものです。日中やることがなかったんで疲れもせず、その分夜も上手く眠れなかったこともあり、私にとっては本当に生き地獄でした。刺激を抑えるのが精神科なのは分かりますが、私にとっては何も刺激のない生活が逆に過大なストレスとなり本当に自殺したくなった時期でした。だから故に、OTが充実した病院、近くで便利に買い物ができる病院、院内でスマホ・インターネットができる病院というのが重要となるのです。入院して逆にストレスで症状が悪化しては元も子もないですから、「やることがある病院」「入院生活が苦しくない病院」を選びましょう。

良い精神科の病院選び、以上で考察を終えたいと思います。

追記)私が入院したことがある中で一番良かったのは調布の方にある吉祥寺病院です。大変人気がある精神科の病院施設なので、空きがあるかどうかしっかり電話確認をしてください。私自身は、3食出るしスマホもネットも自由だし、実際家にいるより快適な場所でした( ´艸`)

2019年6月7日金曜日

入院という選択肢

関東はいよいよ梅雨入りとなりそうですね。笹身はパサつきやすい部位ですので、梅雨の湿度を利用してしっとりジューシーになりたいと思います、ささみです(・ω・ゞ-☆

今回は精神科病棟への入院について書こうと思います。かくいう私も3回入院したことがあり、3回の入院で色んな辛いこと、良かったことがありましたので、その経験をもとに今回は書いて行きたいと思います。

まず、これは入院した方がいいな、というのはどういった状況を言うのでしょうか。あくまで私の経験則ですが、以下の条件が複数当てはまる方は入院を検討しても良いと思います。

1.薬を飲んでも症状が改善しない。とにかくしんどい。
2.人が怖い、世界が敵に見える。
3.このままでは何かしらの事件に巻き込まれそうだ。
4.人生をリセットしたい。
5.身近な人が入院を勧める。

上記の5つの点の内、前半3つはそれぞれ関連し合い、ある程度緊急性があるものかと思います。何かしら大事になる前に、主治医に相談したり、ネットなどで調べた精神科の病院に駆け込んで担当医に気持ちを打ち明けると良いでしょう。たとえば自殺しようとしたり、混乱して他人とトラブルとなってからだと任意入院(自分から申し出て入院すること)ではなく、医療保護入院または措置入院(いずれも強制的に入院させられる形態)となる場合があり、最終的に退院しにくくなるので、なるべくであれば自分から入院したいと主治医に伝えるのがベストです。

実は入院の理由としてかなり大きな要素となるのが4番目の「人生のリセット」です。「今どうも上手く行ってないな。全部やり直したいな。」と感じる場合は、休息入院をすることで、自分の退院先の環境を変えたり、家庭・職場の身近な人の理解が得られない間はその場を離れる、ということが可能です。たとえばアルコールがやめられない、ギャンブルで借金がどんどん増えていってしまう。そんな場合も入院をして、入院中にアルコール依存の治療を受けたり、債務整理(自己破産)の手続きをすることで、今までの生活をやり直すことができます。

精神科への入院というのは一般病棟への入院と違って、周りの目が気になるものです。「頭がオカシイから入院したんだ」と周りから思われるんじゃないか、入院した経歴が将来的に尾を引いて仕事に就けないんじゃないか、と考えるときもあるかもしれません。でも一番大事なのは現状の「つらい・しんどい」という気持ちを解消して「楽だ・安心だ」と思えるようになることです。それが精神の障がいを改善する上で重要なことですから。

精神科病棟というのは、栄養バランスが計算された食事が3食、決められた時間に出て、苦手な食べ物などがある場合は看護師・栄養士に伝えることで自分が食べられる食品だけ提供されます。魚がダメだったら代わりにハンバーグが出たりします。

同じく入院している患者たちは、精神の障がいを患っている方々ばかりなので、急に笑い出す人、幻聴に振り回されて叫ぶ人、いつも座る場所のこだわりが強い人、ちょっと変わった人たちです。入院するとそんな仲間たちとの人間関係も発生しますけど、その人たちも自分と似たような境遇に遭った方々で、接し方さえ覚えれば問題なく入院生活を送れることを知っておきましょう。案外慣れるとどうってことありませんし、そのうち周りの患者たちがちょっと可愛く見えてくることもあります。入院したときに「この人たち、変だ( ゚,_υ゚)」と思ったら、気にしないコツというのがありまして。それは「街で見かける人たち、その他一般人もよくよく知っていくとみんな変だ」ということです。患者たちは自分の変わっている部分を隠さないだけで、他のみんなも変わった部分があるので大丈夫です☆( ゚Д゚)b

あと、入院する際にとても大切なことがありまして。それは退院後の自分の人生をどう組み立てるか、自分でプランして実行に移すことです。せっかく家族・社会から一歩離れた場所に身を置いているわけですから、いざ社会復帰する段階になったら、自分にとって良い環境に身を置けるように色々と準備し、決めておくことですね。そのためにはケースワーカー(精神保健福祉士=PSW)を通じて退院後に受けられる障害福祉サービスを調査したり、ケースワーカーと話し合った内容で退院準備できるよう主治医・支援者と話し合うことです。最後の「ケースワーカーと話し合った内容について主治医の許可を得て、退院先地域の支援者全員の協力を得ること」というのが理想の退院を実現する上で最重要事項で、これについてはまた後日お話します。

当然ではありますが、病院はベッドの数が限られており、大体の病院がその限られた床数で患者たちの入退院を管理しています。よって入院したいからと言って「はい、それでは入院しましょう」とはならないケースも考えられます。もし休養が必要で入院したい場合は、しっかり主治医・担当医に相談し、入院を前もって予約できるように準備しましょう。一応、患者の病状があまりにも悪かったり、緊急性がある場合は融通を利いてくれる場合もありますので、しっかり本腰を入れて主治医・担当医に相談することです。

最後に。仮に医療保護入院または措置入院になっても、そんなことでは人生は終わりません。以降家族と会えなくなる場合や、友人との交友関係が消滅する場合もありますが、入院を機会に新たな生活を目指し、人生をやり直すチャンスだと考えることです。

次回は、「精神障がい者にとって良い病院選び」です。ささみでした( σ •̀ д •́ )ゞ