まず、ROHという団体ですが、アメリカにあるプロレス団体で試合内容重視の熱いプロレスを提供することで知られています。
新日本プロレスとは、協力関係にあり近年では、毎年2月あたり。ちょうど春のシングルトーナメント NEW JAPAN CUPの直前に行われています。
本場アメリカのプロレスを間近で観戦でき、普段日本に参戦しない選手も続々と試合が組まれていますのでお勧めの興行です。(筆者はまだこのシリーズを観戦したことがないので来年はぜひ行ってみたいです)
まず試合目の、ウォーマシン(ROHのスーパーヘビーのタッグ)とヤングバックスのタッグ戦がありました。
私はこの試合が組まれたとき、どんな試合になるか予想がつきませんでした。なぜなら、ウォーマシンは、120㎏のレイモンド・ロウと133㎏のハンソンに対し、ヤングバックス兄弟はともに80㎏台のジュニアヘビー級だったからです。
でも、私はヤングバックスが何度も新日本プロレスのジュニアタッグのベルトを獲得している大会を見てきたので、ヤングバックスが勝利するのではと思っていました。
試合は、結果的にはヤングバックスがツープラトン(連携技)で勝利を収めました。
ヤングバックスはウォーマシンの圧倒的な力に苦戦しましたが、なかなか相手のペースにさせませんでした。
メインイベントは、ブリスコブラザーズvsケニーオメガ、アダム・コールのタッグマッチでした。
ブリスコブラザーズも兄弟のタッグチームで、ヤングバックスとはまた違った兄弟の連携を見せてくれます。
余談ですが、新日本プロレスには兄弟のタッグチームが3組いまして、その3チームが三つ巴で勝負をしたときは、それぞれの兄弟の連携の特色が出ていていい試合だったのを覚えています。
メインイベントの試合ですが、ブリスコブラザーズがいつものハチャメチャな技を畳みかけるといった展開になぜかなりません。
すると、一緒に中継を観戦していた友人が、「どうもケニーとアダムの連携がかみ合っていない」といいました。
確かにケニーとアダムはあまり連携が取れていないように感じました。
でも、ケニーの観客の度肝を抜くハチャメチャなファイトや、アダムの巧妙な攻め(試合中何度もアダムコールベイベーのコールは笑いましたがw)でだんだんとブリスコブラザーズを追い詰めていきます。
試合は、最後のほうでブリスコブラザーズが素晴らしい連携を見せましたが、アダムコール選手がラスト・ショット(後藤選手の牛殺しという技に近い)で勝負を決めました。
そこで、私が思ったことはプロレスは相手によって本来のファイトが出来るときと出来ない場合があるんだなと。
プロレスのタッグ戦は両方のタッグがお互いに素晴らしい連携が取れてかつ、お互いにうまい具合にかみ合えば素晴らしい試合になります。
プロレスは、ほんとに奥が深いと思いました。プロレスを見始めて6年になる私ですが、まだまだ知らない技もあるし、プロレスを通して私の人生に役立つものを学ばせてもらっています。
ROHと新日本プロレスの合同興行は2日目もありますので、また次回書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
期間限定予約キャンペーンWebサイトつくり隊