エリーです。パリ オリンピックの「アーティスティックスイミング」を見たので、感想を書きたいと思います。
今回のオリンピックでは以前と採点方法が違い、「チーム」は従来の「テクニカルルーティン」と「フリールーティン」に加え「アクロバティックルーティン」の3つの種目の合計点で競われます。
「デュエット」は「テクニカルルーティン」と「フリールーティン」の2つの種目の合計点です。
まず、チームの「テクニカルルーティン」から始まりました。夜中に放送されていたので、見ている人は少なかったかも知れませんが、私はビデオに撮って見ました。
イタリアは動きがきびきびしていて、音楽にも合っていてとても上手だったと思います。
アメリカはマイケル・ジャクソンの表現で、足技のムーンウォークが面白くて、最初から最後まで惹きつける演技でした。本当に見て面白くて良かったと思いました。でも、アメリカは思ったより点数が低くて残念でした。
日本は、「テクニカルルーティン」は「雷」を表現しました。でも、日本は音楽が分かりにくくて、「もう少し踊りやすい曲を選べば良いのに」と私は思いました。順位が低くて残念でした。
中国は動きが揃っていてきれいでした。「テクニカルルーティン」は中国が1位でした。
日本の「フリールーティン」は「チェス」でした。体力が他の国に比べて足りないのではと母は言っていました。「もうちょっと頑張ってほしい」と私も思いました。
「アクロバティックルーティン」は、イタリアが優雅でした。
フランスはアクロバットの跳び上がりが高くて良かったです。
スペインは動きが力強かったです。
アメリカは振り付けに工夫があったと思います。
日本は「アリゲーター」の演技でした。今回日本は、初めてオリンピックに出場した選手が多いとのことでしたが、5位だったので初めてにしては順位が良かったのではないかと思いました。
結果は1位が中国、2位がアメリカ、3位スペインの順でした。
デュエットで心に残った演技は中国の「テクニカルルーティン」で、手足の動きが美しかったです。
オーストリアの「フリールーティン」は手の動きがしなやかで柔らかかったです。
イギリスは表現力があって良かったです。
デュエットは、1位が中国、2位がイギリス、3位オランダ、4位オーストリアでした。
今回、ロシアとウクライナが出ていないのが残念でした。特にウクライナは2023年の世界水泳には出ていたので、やっぱり戦争中に練習をするのは厳しいのかなと思います。
以前の採点方法は、技の完成度、技の出来栄え、芸術性の3つの合計で、100点満点で採点されていました。でも、2023年からは100点満点制ではなくなり、技の完遂度を表すエレメント得点と、芸術点の合計得点になりました。
エレメント得点は技の一つひとつに難易度が設定され、その出来栄えによって得点がつきます。ルール改正で、技の合計難易度が合計得点に大きく影響するようになったようです。
「順位変動がなく、序列がある」と言って採点方法が変わったのですが、私は以前の採点方法の方が好きです。「普通に見ていて、上手な国が勝っているな」と思っていましたし、序列があるとは思っていませんでした。
でも、今回は芸術点の得点の割合が前回よりも増えたようなので良かったと思います。競技が「アーティスティックスイミング」という名称なので、芸術点の割合をもっと高くしてほしいです。
次の世界水泳も楽しみにしています。