2017年3月1日水曜日

チンアナゴ 謎に包まれたその生態

こんにちは、珍アナゴです。突然ですが、この珍アナゴというペンネームは、あるチンアナゴとの”出会い”からでした。

チンアナゴ

去年、アクアパーク品川に行った際、チンアナゴの水槽が目に留まり、観察しました。砂からニョキっと顔を出したその愛くるしい姿に何分も見入ってしまいました。

すると、一匹のチンアナゴがじっと私を見てきます。そのチンアナゴは、ほかのキョロキョロしているチンアナゴと違い、じっとこっちを見て来ます。

なんだか不思議な愛着がそのチンアナゴに沸きました。水族館の売店でチンアナゴのぬいぐるみを購入するくらい気に入りましたので、ペンネームに使っています。

さて、今回はそんなチンアナゴの生態を、科学番組目がテンを見た感想を交え紹介していきたいと思います。

皆さんが知らないチンアナゴの生態

①チンアナゴは尻尾から砂に潜る
チンアナゴは、普段砂の中に巣穴を作り、浮遊するプランクトンを食べて生活しています。チンアナゴは産卵の時ぐらいしか砂から全身を出しません。それで、産卵を終えたチンアナゴはどうやって砂に潜るかというと、尻尾を鞭のようにしならせて巧みに潜っていきます。

②地震救助ロボの開発に大活躍なチンアナゴ
地震が起こった際に人が入れない危険なところで救助するためのロボットが開発されています。がれきなどが散乱した不規則な地形を進むために、まず研究チームは蛇の動きに着目して試作機を作ります。が、蛇の動きをするロボットは最初は前進するが途中で、砂に埋まり動かなくなってしまいます。

そこで、次に研究チームが着目したのがチンアナゴの動きでした。先ほど紹介しましたチンアナゴの砂の掘り方は、蛇の一定した動きではなく不規則です。
そのチンアナゴの不規則な動きをプログラミングしたロボットを土の上で動かしたところ、蛇の動きのロボットよりもはるかに滑らかに土の上を動きました

以上のように、チンアナゴは人を癒すだけではなくて、人命救助にも役に立ってくれる生き物なのです。

また、ここ最近人気となったチンアナゴですが、ついにすみだ水族館さんが11月11日を「チンアナゴの日」にしようとしていますw

おまけに、その「チンアナゴの日」には、ニコニコ動画にて”51時間生中継”と題して、51時間ひたすらチンアナゴの日常を観察できる催し物が開催されました!

完全に市民権を得てしまったチンアナゴ。うれしい限りです。

そのチンアナゴに会える都内の水族館は以下の通りです


  • アクアパーク品川
  • 板橋区立熱帯植物園
  • すみだ水族館

これらの水族館へ行けば、チンアナゴが皆さんを砂の中から首を長くして出迎えてくれると思いますw
ぜひ、チンアナゴに癒されてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

PS 私は近々チンアナゴのためだけの水族館遠征を考えております。


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