2019年8月15日木曜日

ひまわり

日本の夏を代表する花と言えば「ひまわり」(英語では「Sunflower」)ですよね。漢字で書くと「向日葵」、花が太陽()にかって回る様を表したものだそうです。実際に向きを変えることはないのですけれどね。


そして、タイトルに「ひまわり」が付く歌、実はタイトルに「さくら」が付く歌よりも多いそうです。ちょっと意外ですね。(「さくら」は単独で使われる曲が多いのですが、「ひまわり」は「ひまわりの〇〇」と修飾されて使われる曲が多い所がミソです。)


そんな、夏と太陽とは切っても切れない「ひまわり」をメインとしたおまつりが、わたくしの住む座間市では行われているのです。題して「ひまわりまつり」。なにせ、「ひまわり」は座間市の花。市のキャラクター「ざまりん」はひまわりの妖精なのです。市を上げて「ひまわり」を推しているのです。

この「ひまわりまつり」、座間市の西の方、相模川の河川敷近くの新田宿・四谷地区にあるひまわり畑で行われます。関係者の方々がこの時期に満開になるように計算して種を蒔き、愛情持って育てていった集大成、55万本にのぼる満開のひまわり…のはずが、異例の長雨でお祭り初日の朝の時点では2分咲程度というちょっとお寒い報告。その後の晴天で満開になることを祈りつつ、12日(振替休日)の朝を迎えました。


幸い、台風の影響はまだ少なくて、多少曇ってはいるものの期待を込めてシャトルバス乗り場へ向かいました。まだ、10:00を少し回った所だというのにバス乗り場は既に長蛇の列、この時点で約30分待ちでした。(午後は1時間以上待たされたようですよ)
バスに揺られること約20分、跨線橋の上から黄色いひまわり畑が見えてまいりました。わたくしの祈りが通じたのでしょうか、満開のひまわりが迎えてくれました。
バスは新田宿の外れに到着。そこから友人との待ち合わせ場所である飲食コーナーまでテクテク歩いていき…無事合流できました。


ひまわり畑は、外から、中から、そして上から、と違った角度から見せる工夫が凝らしてあり、中でも上からの眺めは最高でした。「ドローンで撮影できればもっと凄い映像が撮れるのになぁ~」なんてちょっぴり後悔です。(ドローンの資格持ってないのでそれ以前の問題なのですが…)


また、所々「映えスポット」が用意されていて、みな思い思いのポージングで撮影したり、メッセージボードを背景にセルフィ―で撮影したり、中には本格的な道具と衣装でコスプレ撮影してる猛者もいらっしゃいました。このおまつり、基本的には花を見るだけです。何かのコンテストがあったり、音楽を鳴らしたり、踊ったり、といったアクティブな(?)イベントはありません。それでも、大勢の観客がやって来るのは、日本人の性なのでしょうか?



あわよくば突き抜けるような青い空と白い雲が欲しかったところではありますが、それは来年以降のお楽しみとしておきましょう。