2025年10月17日金曜日

ティアードスカートを作って

 エリーです。今回は図書館から無料でもらった「ソーイングナチュリラ シンプル&ナチュラルなおしゃれ服」(主婦と生活社)という本の型紙を使って、緑色のティアードスカートを作りました。作り方は「青木美沙子のソーイングブック(ピンク)」(ブティック社)も参考にしました。

 スカートを作る前にヴォーグ学園というカルチャースクールで、「はじめてのソーイング」という講座を4月から9月まで受講しました。授業は1カ月に1回でしたが、とても役立つことばかりでした。「はじめてのソーイング」で教わったのは、手縫いとミシンの基礎だけです。巾着やポーチなどを作りながら、ジグザグミシンやボタン穴かがりなどを教えてもらいました。スカートの作り方は教わらなかったのですが、ミシンの裁ち目かがりを昼休みに教えてもらいました。ジグザグミシンを家で端っこにかけると上手くいかないことが多いので、裁ち目かがりを教わったのです。

 ミシンで曲がらない方法も教えてくださいました。下の写真のようにマスキングテープをミシンに貼って縫うと良いそうです。


 「ソーイングナチュリラ シンプル&ナチュラルなおしゃれ服」という本のティアードスカートはスカート丈が83cmになっていて、私には長すぎました。77cmくらいが良いのです。ティアードスカートは3段になっているので、短くしようとして一番下の段だけ丈を6cm減らすとバランスが悪くなってしまいます。ヴォーグ学園のソーイングの先生に「どうやって6cm短くしたら良いですか?」と質問したところ「3段なので、2cmずつ短くしてください。」という答えでした。良いアドバイスがもらえて良かったです。

 生地は2mありました。私はМサイズですが、太ってしまったので今回はLサイズで作りました。

 上の写真は、布を裁った後に脇を縫い合わせたところです。3段のティアードスカートなので、3つに分かれています。一番上のものだけ型紙を使っています。2段目と3段目は型紙なしでまっすぐ裁つだけです。


 上の写真は、一番上の段のゴム通し穴の部分です。ミシンの裁ち目かがりだけでは布の脇がほつれそうだったので、その隣にジグザクミシンもかけました。


 その後は、2段目と3段目を縫い合わせます。その時にギャザーを寄せるのです。

 ギャザーを寄せる時は、まずミシンの縫い目を大きくします。そして、布端から5ミリのところをミシンで縫ったら、その2ミリ下のところも縫います。2本縫うところがポイントです。

 均等にギャザーを寄せるために、1段目と2段目と3段目の布を8等分して合印を付けておきます。

1段目と2段目の布を合印を合わせて待ち針で止めたところ

 

 合印を付けたところを待ち針で止めたら、ミシンの下糸だけを2本とも引っ張ってギャザーを寄せます。

ギャザーを寄せたところ



 上の写真は1段目と2段目を縫い合わせるところです。左が合印を合わせたところで、右がギャザーを寄せた部分です。


 上の写真は布の裏で、2段目と3段目を縫い合わせた部分です。布の端に裁ち目かがりした後にジグザグミシンをかけています。その下の白い縫い目が2本あるところはギャザーを寄せるためにミシンをかけたところです。その下の緑の縫い目が2段目と3段目を縫い合わせた縫い目です。


 1段目と2段目と3段目を縫い合わせたら、スカートを表にして段の境目を縫います。境目の2ミリ程度上を縫います。


 上の写真は出来上がりです。ゴムはまだ入れてない状態です。


スカートの脇の縫い目が合ってないところ

 上の写真はスカートの表です。2段目と3段目の脇の縫い目位置がミシンで縫っている間にずれてしまったため、その後の1段目と2段目はなるべく合わせるようにしました。

スカートの脇の縫い目が合っているところ


 下の写真はゴムを入れたところです。完成です。


 緑のポロシャツと合わせて着てみました。セットアップにしようと思って作ったのですが、少し素材と色が違いました。

 

次に白い長袖のブラウスと合わせてみました。かわいいです。

 丈夫な生地で作ったので長持ちすると思います。4日で出来ました。次は「青木美沙子のソーイングブック(ピンク)」(ブティック社)という本でスカートを作ろうと思います。