2019年12月11日水曜日

大嘗宮一般公開

案内図
12月に入いってからようやく初霜や初雪の便りが届くようになり、やっと冬らしくなりましたね。早いもので今年もあと20日、平成から令和への代替わりやラグビーワールドカップの熱狂、台風などによる自然災害など、いろんな事があった一年でした。

などという前置きはさておき、





待ち行列 案内図①
わたくし、一般公開中の大嘗宮を見るために、7日朝早くから皇居前広場へ向かいました。(案内図①)
天気予報通り、生憎の悪天候の中、午前8時前に着いたにも関わらず、既に100人以上の方々が並んでいました。列の最後尾について待つこと30分余り、突然列が動き始め、2か所あるセキュリティチェックを難なく通過(ここで止められるのはある意味凄い事ですけどね)。先導する警察官に従ってゆっくりと坂下門へと進んで行きます。後ろを振り返ると….なんと1000人以上の列が続いており、なお続々と人がなだれ込んでいます。


宮内庁前 案内図➁
富士見櫓方面 案内図➁
午前8時半を過ぎた頃、ようやく先導する警察官が離れ順次皇居内へと入って行きます。わたくしも少し遅れて入城。半分くらいの人は大嘗宮が設置されている東御苑へ直行されていました(案内図➁)が、折角、乾通りが一般公開されているのですから、わたくし、欲張って乾通りの方から進んでいくことにしました(もともとその予定でした)。


乾通の紅葉 案内図③
乾通りの紅葉 案内図③
皇居乾通りの一般公開(案内図③)、春は桜、秋はもみじを中心に、季節の植物を愛でることができる貴重な場です。今秋は、38万人もの人が訪れたそうですよ(宮内庁HPより)。わたくし、1時間ほどかけて映える写真を撮りまくりました。


西桔橋から乾通りを望む 案内図④
乾通りの途中、全体の6割ほど進んだ所に東御苑に向かう分岐点(案内図④ )があります。普段の一般公開の時は直進する人と曲がる人との割合が半々くらいなのですが、今年に限っては直進するひとはほぼ皆無。みな大嘗宮目当てに東御苑へと向かっていました。


目前に広がる本丸広場 案内図⑤
遠巻きに進む 案内図⑤
乾通りから東御苑へ向かう場合は、大嘗宮が設置されている本丸跡の近くに出るのですが、坂下門からの直行組に合流すべく、遠巻きにぐるーっと半周(案内図⑤)することを強いられました。


間近で見るための行列 案内図⑥
ここが正面です 案内図⑥
直行組と合流した後は、列に従って粛々と進んで行きます。建物に近づくにつれ、移動速度は遅くなり、正面の手前で動きが止まります。最前列の人は思い思いに写真を撮っては感慨にふけっているのでしょうね。そういうわたくしも、正面最前列(案内図⑥)を確保できた瞬間に、映え写真を狙って数十枚もの写真を撮ったのですから、同罪と言えば同罪です。

後ろ斜め45度 案内図⑦
真後ろ 案内図⑦
TVではアップでしか映し出されていませんでしたから、こうして一般公開され間近に目にすると、その大きさに唖然としました。また、木の匂までも感じ取ることができたことにも、一種の驚きを覚えました。
そして、時計回りに後ろ側に回り込んで(案内図⑦)、今回のツアー(?)は終了です。


ラグビーワールドカップのキャッチフレーズ「4年に一度じゃない、一生に一度だ!」ではありませんが、正に一世一代のお代替わり。わたくし、次のお代替わりを見られるかどうかわかりませんので、今回その一部だけでも見ることができてとっても幸せです。