2026年1月30日金曜日

ラファウ・ブレハッチさんのピアノ・リサイタル

 エリーです。1月26日は、ラファウ・ブレハッチさんのピアノ・リサイタルに行ってきました。場所はミューザ川崎シンフォニーホールです。平日なので19時からでした。

 ラファウ・ブレハッチさんはポーランドの方です。2005年第15回ショパン国際ピアノコンクールで優勝されています。マズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞、ソナタ賞、聴衆賞と全てを同時受賞されたそうです。すごい方だと思います。
 チケットはS席で、チケット代は9000円でした。席は2階でしたが、真正面で良い席でした。

 プログラムは
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調Op.27-2「月光」
        第1楽章 アダージョ・ソステヌート
        第2楽章 アレグレット・アンド・トリオ
        第3楽章 プレスト・アダージョ

シューベルト :4つの即興曲D899 Op.90
           第1曲 アレグロ・モルト・モデラート
           第2曲 アレグロ
           第3曲 アンダンテ
           第4曲 アレグレット

ショパン   :舟歌 嬰ヘ長調Op.60
        バラード第3番 変イ長調Op.47
        3つのマズルカOp.50
        第1曲 ト長調
        第2曲 変イ長調
        第3曲 嬰ハ短調
        スケルツォ第3番 嬰ハ短調Op.39
です。

 この中で印象に残ったのは「月光」の第3楽章です。情熱的な曲ですが、激しく鍵盤を打ちつけるのではなく、あくまで理性的で優雅な演奏でした。とても良かったので、もう1回聴きたいくらいです。

 シューベルトの「4つの即興曲」は、第3曲が静かで良かったです。この即興曲の中で第3曲だけ聴いたことのある曲でした。

 一番良かったのは、ショパンの「3つのマズルカOp.50」の第3曲でした。私は、マズルカの曲が始まってからすぐ「ラファウ・ブレハッチさんはマズルカが得意なんだな。」と感じました。リズム感も良くて、曲から悲しみが伝わってきました。情感があふれていて、素晴らしかったです。
 「マズルカ」というのは、ショパンの曲の中で最も解釈が難しいのではないかと私には思われます。でも、弾きなれているような感じに聴こえました。
 「スケルツォ第3番」も良かったです。アンコールはショパンの曲を1曲演奏されただけでしたが、印象に残るリサイタルでした。

 このリサイタルを聴いて、さすがショパンコンクール1位の方だと思いました。一流のアーティストは格が違うと感じました。演奏にも気品があるのです。

 リサイタルの後はマズルカ集のCDを買いました。「ショパン:マズルカ集 第1巻」です。会場で買ったので、特別にトレーディングカードも付きました。トレーディングカードは抽選でサイン付きでしたが、残念なことに私がもらったものにはサインが付いていませんでした。
 家に帰ってCDを聴いてみると、どの曲も演奏が素晴らしくて感動しました。
 このCDの中ではやはりリサイタルで聴いた「3つのマズルカOp.50」の第3曲 嬰ハ短調が好きです。詩的で、悲しい曲は悲しく聴こえるところが良いのです。上手すぎて涙が出ます。CDの中で、最も上手く演奏できている曲をリサイタルでも演奏されていたのです。本当に「このリサイタルに行って良かった。」と思いました。

 次は3月に、トレヴァー・ピノックさんのコンサートに行く予定です。楽しみです。