久しぶりの投稿のYNです。
よろしくお願いいたします。
今回も、只々映画消費者の映画関連ネタです。
初めに、この投稿を見られている方が、そもそも映画館まで行ってまで映画は見ず、映画は動画サイトや動画アプリなどで見るという方には、あまり関係ない、もしくは興味のわかない話かもしれません。
しかし、もし映画はやっぱり劇場の巨大スクリーンで、さらには上質な音響で鑑賞したいという方はご一読ください。
(…と書きましたが、紹介作品は2年前どころか1995年11月18日公開の30年近く前の作品なので、配信サイトや、レンタルビデオ店で借りたBD/DVDなど、もしくは購入したBD/DVDで鑑賞、という形になるかと思います…すみません)
日本公開日:2021年9月17日(原版:1995年11月18日公開)、「Ghost In The Shell/攻殻機動隊 4Kリマスター版 (wiki )」
タイトルの作品情報としては、原作ファン、劇場版やTVアニメ版ファンなど、世代ごとで、私はこの作品が初攻殻作品でしたというのがあるかと思います。
私は最初の原作の雑誌掲載時からの原作ファンでしたが、劇場版アニメがアメリカのビルボード誌のビデオ週間売上げ1位となった(1996年8月24日付)というので、第1作は映画館では鑑賞できませんでしたが、公開後にDVDをレンタルショップで見つけて、買って見ました。
初見は、壮絶で精密な、義体(サイボーグ)の登場人物同士の、電脳内での会話や戦闘のアクションに、衝撃を受けました。
原作はハードではありますが、ポップに表現されている部分が多々ありますが、この劇場版は、監督か脚本家かプロデューサーか、誰、もしくは制作陣全体の方向性がそうだったのかわかりませんが、理性的でシリアスそのものです。
当時掲載紙のヤングマガジンは、最近は地元の床屋に行ったときに、待合で手に取って読むことは有りますが、雑誌も買わなくなって久しいです。
掲載作品は当時とは少し雰囲気が違う作画や作風の作品も有ったりしますが、今も面白い作品が掲載されていると思います。
本稿執筆時はIT関係は、とにかく生成AIで世の中を変えていこうという感じですが、この作品では高度に人体に近づいた電脳に、ネットワークの中で人格を持ったAIや、実在の人格データを本作ではゴーストと呼んでいたりするものが宿り、実体の世界と、ネットワーク内のアバターの会話と戦闘が描かれます。
原作の攻殻機動隊 のWikipediaの世界観設定を見ると、改めてだいぶハードな世界観だなと思いました。
最近のきな臭い政治・経済情勢やAIの動向などを見ていると、本作のような世界にはなってほしくはない(政治や世界情勢であって、技術の事ではありません)けれど、近づいている部分もあるのかもと思ってしまったりします。
4Kリマスター版の感想としては、高画質になって、さらに作品の持っている力というか迫力を感じました。
元々が、本作で名を馳せたProduction I.Gのアニメーターによる、高度に緻密な手書きの作画アニメーションですから、その表現力に圧倒されます。
最近も、AI関連でいうと、「ザ・クリエイター/創造者(日本公開日:2023年10月20日)」も昨年見ましたが、こちらはAI対人間の戦争と言いつつ、米中戦争を思わせるような構図で、アジア人をAI(アンドロイド)に支配された未開人のように描いていたりしましたが、2作品の描く世界はどちらもハードで、あまり来てほしくない未来ですね。
以上、Ghost In The Shell/攻殻機動隊 4Kリマスター版をテーマにした投稿でした。
それではまた次回の投稿でお会いしましょう。
ここまで読み進めていただきまして、ありがとうございました。