エリーです。今回はフィギュアスケートの世界選手権を見た感想を書きたいと思います。
今回はオープニングセレモニーがあって、乃木坂46の川﨑桜さんが出演されていました。川﨑桜さんはフィギュアスケート歴10年だそうです。乃木坂46の曲で滑っていて、お上品な表現力で演技がとてもかわいかったです。
まず、ペアの三浦璃来選手、木原龍一選手です。特にショートプログラムで技にキレがあって感動しました。女性を高く投げ上げるツイストリフトも以前よりずっと高くなりましたし、スロージャンプも上手になったと思います。また、流れるように演技できるようになりました。優勝で良かったです。
女子では、渡辺倫果選手がジャンプで失敗してしまい、今回残念な結果に終わってしまいました。次は頑張ってほしいと思います。
イザボー・レビト選手は、バレエみたいなきれいな表現力を持っていてとても良かったです。この選手を見ていると、ロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手を思い出します。演技が似ていると思います。まだ16歳なのでこれからが楽しみです。
三原舞依選手は、ショートプログラムで「戦場のメリークリスマス」を滑りました。曲に合わせたスピンがとても良かったと思います。
韓国のイ・ヘイン選手のショートプログラムは、最初から最後まで目が離せない美しい演技で、私は思わず見とれてしまいました。銀メダルという結果にも納得です。
坂本花織選手は、豪快なジャンプでショートプログラム79点を叩き出しました。フリーでは一つジャンプを失敗して涙を流していましたが、結果は優勝でした。世界選手権2連覇は本当にすごいです。
男子では友野一希選手が6位で頑張ったと思います。12月の全日本選手権の時より表現力がついていて引き込まれました。とても感動しました。母も友野選手が好きです。見ていて面白い選手だと思います。
ジェイソン・ブラウン選手は、フリープログラムの演技構成点が今回の出場選手の中で一番高く95点でした。演技もまさに「芸術」という感じで、引き込まれました。4回転はないのに5位に入ったのはすごいと思います。
韓国のチャ・ジュンファン選手も素晴らしい表現力でした。特にショートプログラムの「マイケルジャクソンメドレー」はダンスが上手くて、本当にマイケルジャクソンみたいでした。フリーの「007」のプログラムも「007」の世界をよく表現できていたと思います。
宇野昌磨選手は右足首を怪我していて、私は「無理してほしくないな」と思いましたが、ショートプログラムもフリーも1位でした。私はフリーの「G線上のアリア」の冒頭の美しい演技が好きです。でも、私にはなんとなく元気がないように感じられました。怪我の影響もあるのかも知れません。次の4月の国別対抗戦までに怪我が治ってほしいと思います。
エキシビションの「Padam,Padam」も見ましたが、宇野昌磨選手は演技が始まった途端に人を引き込む能力を持っていると思いました。このようにゆっくりと美しく滑るのはなかなかできることではないと思います。
私は「Padam,Padam」が好きなので、このプログラムが来年のショートプログラムになってくれれば良いなと思います。
村元哉中選手と高橋大輔選手のリズムダンスとフリーダンスも見ることができました。このカップルはとにかく転ばなくて良かったと思います。高橋大輔選手は曲調が柔らかい時は柔らかく滑るなど、曲調に合わせた体の動きが良かったです。ダンスも前よりうまくなっているように感じました。結果は11位で、目標にしていた10位以内には入ることができませんでした。でも、来年はもっと良くなると思うので頑張ってほしいです。
私はアイスダンスが好きなので、欲を言えば他の国のアイスダンスももう少し長く放送してほしかったです。できれば最終グループの一つ前のグループから見たいです。
今年は4月に国別対抗戦があるので、このままいけば日本は優勝できるのではと期待しています。とても楽しみです。