2022年8月8日月曜日

私の好きなCD クラシック編(Part2)

 エリーです。今回は、最近私が買った好きなCDについて書きます。

 今、私は反田恭平さんの「第18回ショパン国際ピアノコンクール・ライヴ」という2枚組のCDにすごくはまっています。

 このCDは、2021年10月に開催されたショパン国際ピアノコンクール2位である反田恭平さんのライヴ録音で、第1次予選~第3次予選と本選までの演奏が入っています。

 この時のことは以前「ショパンコンクールを聴いて」というブログにも書いています。

 本当はスマホのYouTubeでも聴けるのですが、YouTubeでよく聴いていた「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」変ホ長調Op.22という曲の演奏が素晴らしくて、どうしても欲しくなり買うことにしました。とてもかっこいい演奏なのです。

 以前にもブログ(「私の好きなCD クラシック編」)に書きましたが、スピーカーの一部が木で出来ていて、クラシック音楽のバイオリンなど、木でできた楽器の音がよく聴こえるという音の良いCDプレイヤーを持っているため、スマホで聴いていた時よりも、どの曲も良いように感じられます。特に本選の「ピアノ協奏曲第1番」ホ短調Op.11の演奏のオーケストラのバイオリンの音がきれいです。


 他にこのCDで良いと思った曲は、1枚目の「スケルツォ第2番」変ロ短調Op.31と、「ロンド・ア・ラ・マズル」ヘ長調Op.5です。

 あと、「バラード第2番」ヘ長調Op.38はもともと私の好きな曲ですが、反田さんの演奏はリズム感があって良いと思いました。


 2枚目のCDでは「ピアノソナタ第2番」変ロ短調Op.35《葬送》が良いです。有名なのは第3楽章ですが、第1楽章の演奏もとても良かったです。

 「ピアノ協奏曲第1番」ホ短調Op.11については、以前のブログ(「ショパンコンクールを聴いて」)に詳しく書いたのでここでは割愛しますが、美しくてとても良い曲です。

 どの曲も演奏が素晴らしいのですが、それだけに「ポロネーズ第6番変イ長調」Op.53《英雄》の、ほんのちょっとのミスタッチが少し残念に感じられます。でも、このコンクールの中で一番ミスタッチが少なかったのは、反田さんだそうです。

 基本的には「なぜ1位じゃなかったのかな」と思ってしまうほど良い演奏ばかりですので、ショパンの好きな方にはお勧めのCDになります。私が今まで聴いたことのない曲もこのCDに入っていて、「ショパンってこんなにいっぱい良い曲があるんだな」と思いました。


 実は最近、私もピアノを習い始めました。「はじめてでも最後まで弾ける大人のピアノ」という楽譜の本で、ピアノの練習をしています。曲がハ長調ばかりで、短くて簡単になっている楽譜です。今のところ、バッハの「G線上のアリア」と、「グリーンスリーブス」と、「戦場のメリークリスマス」が弾けるようになりました。

 最初は「両手で弾くなんて無理じゃないか」と思っていたのですが、弾けるようになってとてもうれしいです。両手で弾くと、片手で弾いていた時より曲に深みが出るなと思いました。

 ピアノにはだいぶ慣れてきましたが、ペダルを使おうとすると手が動かなくなってしまうことがあります。いつの日か、ショパンの「舟歌」や「雨だれ」が弾けるようになりたいのですが、道のりは長いです。でも、ピアノが好きなのでずっと続けたいと思います。