今日は、新日本プロレスの内藤選手が、オカダ選手からIWGPベルトを奪取したということを中心に、ブログを書いていこうと思いました。
4月10日の、新日本プロレス両国国技館大会で、ついに、内藤哲也選手はオカダ・カズチカ選手を破りIWGPを手に入れました。IWGPベルトは近年、棚橋選手やオカダ選手、AJスタイルズ選手によって腰に巻かれてきましたが、ついに、内藤選手が団体のトップになったということで、新日本プロレスはまた新しい時代に突入したといって良いのではないのでしょうか。
試合内容は、オカダ選手は善戦していましたが、両国国技館の観客の声援は、圧倒的に内藤選手に向けて送られていました。驚くことにオカダ選手へのブーイングもありました。私自身、オカダ選手にブーイングが送られていることは、オカダ選手が海外武者修行(新日本プロレスでは、若手は海外で経験を積むことが多いです)から凱旋した時に、当時のIWGP王者の棚橋選手に挑戦した時以来ではないかと思います。
オカダ選手は試合の中で、オカダ選手の必殺技であるレインメーカーにつなげるための、リバースネックブリーカーやツームストンパイルドライバーといった首への攻撃を内藤選手に浴びせます。
その時、内藤選手が組織するロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(メキシコのヒーローでもなければ悪役でもないプロレスラーのユニットの日本輸入版。意味は『制御不能』)に新たに加わった真田聖也選手の介入攻撃もあり、オカダ選手は窮地に立たされます。オカダ選手が内藤選手にレインメーカーを決めようとした瞬間に、内藤選手は必殺技デスティーノで、オカダ選手を沈め3カウントを取りました。
内藤選手は、勝利しIWGPベルトを獲得しまいましたが、なんとベルトを放り投げたのです。内藤選手自身初のIWGPのベルトを獲得しうれしいはずですし、ブーイングばかり浴びていたベビーフェイス時代を思いかえせば、そういった行為はできないはずなのにと感じました。私は内藤選手が、ブーイングを浴びていた不遇の時代も知っているので、内藤選手IWGP戴冠は喜びましたし、3カウント入った瞬間は、感動しました。
内藤選手の、何にも縛られない自由奔放さが、観客の皆さまの心をつかんでいるのだと思います
今後も、「制御不能」な内藤選手から目が離せませんね。