2026年4月3日金曜日

角野隼人さんのDVD「ピアノ・リサイタルat日本武道館」

 エリーです。今回は角野隼人さんの「ピアノ・リサイタルat日本武道館」のDVDを購入したので感想を書きたいと思います。

 このDVDは2025年7月14日に行われた角野隼人さんのピアノ・リサイタルが収録されています。その中で心に残った曲は、ショパンの「スケルツォ第1番ロ短調Op.20」と「ワルツ第14番ホ短調 遺作」とリストの「ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244/2」です。

 全体的に演奏に情感が感じられるようになりました。詩的ですし、曲を聴いていると悲しみが伝わってくるのです。演奏にも深みがあり、とても素晴らしいです。ショパンコンクールの時と比べて、とても上手になられたと思います。

 角野隼人さんは、「瞬発力だけでピアノを弾いてしまう。ショパンのバラード第2番の演奏に自信がない。」ということが悩みだったそうです。そこで、私がその悩みに答えようと、ファンレターを書きました。「ショパンコンクールの時のバラード第2番はとても良かったと思います。しかし、更なる上を目指すならば、コンクリートの道ばかり歩くのではなく、森林浴をして心穏やかにのんびりすると良いと思います。」というファンレターです。森林浴をすると、喜びや悲しみの自然な感情が湧いてきて、素直にそれを表現できるようになるのです。私のファンレターを読んでくださったのかどうかは分かりませんが、以前より抒情的な演奏になられたと思います。

 あと、モーツァルト作曲の「トルコ行進曲」も、角野隼人さんが編曲されています。「24の調によるトルコ行進曲変奏曲」は聴いていて面白いです。

 ラヴェルの「ボレロ」(角野隼人編曲)は、オーケストラ曲ですが、オーケストラではなくピアノで、一人で演奏されています。でも、オーケストラのような迫力があります。リズム感があって、聴いていて飽きないです。

 アンコールは、J.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」とショパンの「ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」です。両方とも素晴らしい演奏です。

 あと、7月14日は角野隼人さんのお誕生日だそうで、DVDの中にハッピーバースデーの演奏も入っています。

 このリサイタルは、ピアニストのリサイタルとして過去最高の1万3千人を動員したそうです。このDVDを見て、私も「角野隼人さんのリサイタルに行きたい」という気持ちが強くなりました。

 有名な曲が多いので、普段クラシック音楽を聴かない方にもお勧めできます。ぜひ聴いてみてくださいね。