まず、男子ショートプログラムでは佐藤駿選手の「リベルタンゴ」が良かったです。表現力が去年よりも上手になり、音楽に合っていてかっこよかったです。しかし、4回転フリップのエッジエラーで点数が低く抑えられてしまいました。ジャンプは全部着氷したので、母も「良かったのにね。」と言っていました。私も応援していたのでとても残念な思いです。
でも、四大陸選手権の代表に選ばれたようなので楽しみです。次は4回転フリップが改善されると良いなと思います。
鍵山優真選手のショートプログラムも、力強い表現力でかっこよくて私は好きです。カロリーナ・コストナーさんがコーチになって良かったと思います。
宇野昌磨選手はコンビネーションジャンプのセカンドジャンプが2回転になってしまいましたが、それでも100点を超えたのですごいと思いました。
女子のショートプログラムでは、上薗恋奈選手の表現力が良かったと思いました。まだ13歳とは思えないほど上手いです。将来が楽しみです。
江川マリア選手は繊細で美しい表現力で良かったです。とても女性らしい演技で、私は好きです。
千葉百音選手のショートプログラムは、グランプリシリーズでは曲の速さについていけていない感じで上手くいかなかったようでしたが、今大会では良くなっていました。初めて速い曲に挑戦するそうで、「今年は調子悪いのかな?どうしたのかな?」と私は心配していたのですが、今大会を観て安心しました。
男子フリーは、本田ルーカス剛史選手の「エクソジェネシス交響曲」が良かったです。男性ですが柔らかい表現力で、引き込まれる演技でした。来年からペアに専念するそうですので、頑張ってほしいです。
山本草太選手は、ファンからのリクエストで「エクソジェネシス交響曲」を選んだそうですが、曲がとても合っているなと思いました。観ていると山本選手の良さがよく分かります。ファンは山本選手のことがよく分かっていてすごいと思いました。
鍵山優真選手のフリーもすごく上手くてかっこよかったです。
宇野昌磨選手のフリーも演技冒頭から引き込まれました。表現力が前より良くなっていると感じました。
今年の男子フリーの最終グループはレベルが高くて激戦でした。最終グループの6人の選手全員世界選手権で演技してほしいくらいです。観ていると面白くて、時間が過ぎるのが早く感じられました。
男子の結果は宇野昌磨選手が1位で、鍵山優真選手が2位でした。
女子フリーでは、ジュニアの上薗恋奈選手が最終グループに入りました。まだ13歳なのにすごいことだと思います。「基礎ができているから、これから背が伸びても活躍できるのではないか」というようなことを解説者が話していました。
川辺愛菜選手は「ボレロ」の音楽に乗って演技しました。「ボレロ」は難しい曲といわれていますが、表現力がとても良かったです。よほど練習したのではないかと思いました。でも、ジャンプが決まらなかったのが非常にもったいなかったです。川辺選手に合っているプログラムなので、来年もこの曲を継続してほしいと思いました。完璧な「ボレロ」が観たいです。
坂本花織選手は豪快なジャンプが良かったです。
女子の結果は坂本花織選手が1位で、応援していた千葉百音選手は2位でした。
四大陸選手権と世界選手権が楽しみです。頑張ってほしいと思います。