2023年2月6日月曜日

最近の日本のアニメーション的な、欧米制作劇場長編アニメーション作品

久しぶりの投稿のYNです。
よろしくお願いいたします。

今回も、只々映画消費者の映画関連ネタです。

初めに、この投稿を見られている方が、そもそも映画館まで行ってまで映画は見ず、映画は動画サイトや動画アプリなどで見るという方には、あまり関係ない、もしくは興味のわかない話かもしれません。
しかし、もし映画はやっぱり劇場の巨大スクリーンで、さらには上質な音響で鑑賞したいという方はご一読ください。


タイトルのネタ元の作品を先に暴露してしまいますと、


日本公開日:2021年9月23日、フランス出身、レミ・シャイエ監督によるアメリカのアニメーション映画の、

カラミティ」と


カラミティ [Blu-ray]



日本公開日:2022年7月8日、原作:夢枕獏、作画:谷口ジローによる漫画が2021年にフランスの制作でアニメ化の、

神々の山嶺(かみがみのいただき) (wiki)」です。


神々の山嶺 文庫版 コミック 全5巻完結セット (集英社文庫―コミック版) 文庫 – 2012/2/1



「カラミティ」は人や物や背景の輪郭線が無く、油絵のように、色の塗り分けで全てを表現しているという作品でした。

西部の原野の野性味が良く表現されていたイメージです。

物語は女性にとって厳しかった時代の、開拓者で初めての女性ガンマンの成長物語で、

私の感想としては、アメリカ西部開拓時代の厳しさを表現しながらも、カラミティの成長物語というところが前向きで良かったです。

リアル志向の前向きな商業アニメとして日本アニメ的な部分があるかなと思います。

covered wagonの写真

covered wagonの写真

[ Unsplashのstephen-huiさんがAlberta, Canadaにて撮影 ]




「神々の山嶺」は、日本原作・フランス制作という珍しい作品ですが、フランス制作陣の日本の風景や文化の緻密な描写に驚きます。

作品の本筋は、日本の描写というよりは、作品のタイトル通り、エヴェレストとアルピニストの挑戦の物語です。

とにかくエヴェレストの怖さを感じる美しさというか、背景美術が素晴らしかったです。

日本原作で、中心人物とその周辺も日本人で、日本のアルピニストと山岳カメラマンの話なので、

日本的な海外作品というか、スタッフロールが始まるまで日本の制作かと思ってました。

ネパールのゴラクシェプからエベレストベースキャンプ間の景色

ネパールのゴラクシェプからエベレストベースキャンプ間の景色

[ 写真ACのShie0924さんが撮影 ]


Everestの写真

Everestの写真

[ unsplashのmichael-romanovさんがAnnapurna Base Camp, Nepalにて撮影 ]



私が子供の頃、映画館ではじめて見た映画は、

母と一緒に小さな映画館で見た、スタジオジブリ制作の日本の手書きセル長編アニメーション映画の「魔女の宅急便 (wiki) (日本公開日:1989年7月29日)」だった記憶があります、

その次に見たのが、ハリウッド映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 (wiki) (日本公開日:1989年12月9日)」だったのじゃないかなと、

映画公開日を調べると時系列的に、そんな感じだったのかなと思います。


魔女の宅急便 [DVD]

バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2 【プレミアム・ベスト・コレクション】 [DVD]



子供の頃に見た両作品とも、私が映画に好印象を持つきっかけと言っても良い作品でした。


アニメーション作品は、日本以外では(フランスはどうかわかりませんし、日本も実際は大人は割りと鑑賞している人でも隠しているか)子供が見るものという固定観念があるようですが、

最近は日本やアジア制作の大人向け(?)商業アニメーション作品が世界的に、劇場や動画配信サービスやテレビなどで、割りと積極的に子供も大人も消費しているようです。


最近はハリウッド映画など欧米は、手書き作品よりも3DCGアニメーション作品が多い印象です。

ですが、手書き商業アニメーション映画の先駆けはハリウッドです。

Wikipediaの「アメリカン・アニメーションの黄金時代」の記事などを見てもらえると、手書きアニメーションといえば日本やアジアでしょという最近の方にも伝わるかと思います。

私の子供の頃も、まだ「ルーニー・テューンズ」のバッグス・バニー作品などをテレビでやっていて、それなりに楽しんでいた気がします。

手書きアニメーションの先駆けであるディズニーのファンには釈迦に説法かと思われますが…


3DCGアニメーション映画作品は、最近はアメリカのイルミネーション (NBCユニバーサルの子会社であるユニバーサル・ピクチャーズが所有)制作の「ミニオンズ」などが人気で、劇場の予告映像などでよく見かけるイメージです。

もちろん、ディズニーピクサー 作品は言わずもがなですね。


私は自室用にテレビとビデオデッキを購入した学生時代から、割りと積極的にアニメーション作品が好きで録画して鑑賞していました。

ハリウッド映画の全盛期(?)やスタジオジブリの全盛期(?)にはテレビのロードショー映画をVHSに録画して、ラベルにタイトルを書き込んで、くり返し同じ作品を何度も見るということをしていました。


最近はインターネット環境の発達により、自宅で腰を据えてパソコンやテレビでだけではなく、出先でどこでも動画配信サービスなどでスマホやタブレットで、劇場作品やテレビ放送中の作品や動画配信サービスオリジナル作品などを鑑賞できるようになって久しいです。

本当に良い時代になったなと、四十超えた身としては思います。



以上、日本のアニメーション的な欧米制作アニメーション作品をテーマにした投稿でした。

それではまた次回の投稿でお会いしましょう。

ここまで読み進めていただきまして、ありがとうございました。