2022年10月17日月曜日

オートファジーダイエットについて

 エリーです。今回はオートファジーダイエットについて書きたいと思います。

 オートファジーとは、細胞内の古くなった悪玉たんぱく質が新しく作り変えられるメカニズムのことです。オートファジーは、体が飢餓状態になった時に活発化すると言われています。

 オートファジーダイエットとは、24時間の中で16時間断食をするというものです。16時間食べない時間を作ることによりオートファジーが始まります。細胞が生まれ変わり、全身の細胞や組織・器官の働きが活性化するそうです。

 1日3回の食事だと、胃や腸内に食べ物が残留したまま次に食事が入ってきて、胃の消化機能を消耗させてしまうそうです。そこで、オートファジーで空腹時間を作って、胃と腸を休憩させることで消化機能を回復させることができるそうなのです。

 そして、このオートファジーダイエットを提唱した方は半年で10㎏減量したそうです。

 それに平安時代は1日2食だったと言われていて、1日3食になったのは江戸時代以降だと聞きました。


 私はこのオートファジーダイエットを父に勧められて、夏の間挑戦してみました。平安時代は1日2食だったのなら私にもできるかなと思ったからです。16時間食事を取らないようにするためには、昼食と夕食は食べて朝食は抜きます。私の家では夜7時に夕食を取るので、そこから16時間数えると昼11時になります。平日は仕事があるので、昼食は12時に取ることになります。休日だけオートファジーダイエットをやっても効果があるそうですが、私は森林ボランティアをしているので、そのような体を動かす日は朝食を食べることにしました。

 オートファジーダイエットでは朝食にナッツやヨーグルトなら食べても良いそうなので、私はクルミやアーモンド、カシューナッツ、マカデミアナッツを食べることにしました。


 結果を先に言うと、失敗しました。体力がなくなり、運動する気が起きないのです。朝や帰りの通勤時に階段の上り下りが辛くなって、エスカレーターをついつい使いたくなってしまうのです。自転車に乗るのも足が疲れるようになりました。

 体重は一時的に1~2㎏ほど減ったのですが、結局元に戻りました。多分運動しなくなったからだと思います。

 私には脊柱側彎症という病気があり、「姿勢が悪いから痩せにくいのかな」と思ってYouTube動画の色々な姿勢を良くする体操をしていたのですが、そういうことにもやる気がなくなってしまいました。

 私は今40代後半ですが、身長は姿勢を良くする体操を始めてから3㎝伸びました。また、その体操のおかげで草むしりの時に腰が痛くなくなりました。ですので、姿勢を良くする体操は続けなければなりません。

 それと私は甘いものが好きで、毎食後にデザートとして甘い物を食べています。ですので「運動しないでいると糖尿病のリスクが出てきてしまうのではないか」と思い、結局オートファジーダイエットはやめることにしました。

 最近血液検査をした時の私の血糖値は105です。正常値が70~109の間ですから、正常値なのですが、ちょっと油断すると超えてしまうのではないかと心配です。

 仕事で疲れているとどうしても甘い物を食べてしまいます。でも、甘い食べ物を取る時には甘い飲み物を飲まないように気を付けています。例えばお饅頭には緑茶が合うと思うからです。

 あと、最近はお菓子の量を減らして、なるべく果物を取るようにしています。「お菓子というのは昔にはなかったもので、本来人間はビタミンCが足りていない時に甘い物が欲しくなるものだ」と聞いたからです。


 オートファジーダイエットのメリットを挙げるとすれば、朝食を食べない分時間に余裕ができて、朝遅刻ギリギリにならなくて済むことと、ナッツ類のおいしさが分かって少しずつ甘い物の代わりにクルミを食べるようになってきたことです。


 結局、ダイエットは運動するのが一番良いのかなと思います。あと、例えばラーメンを食べる時などに汁を飲まないようにして塩分を減らした方が、食後甘い物をあまり食べなくて済むかも知れません。本当は昔のように玄米を食べてお腹いっぱいにして、甘い物を食べないようにするのが理想だと思うのですが、なかなか難しいです。

今度は食べ物をよく噛むなど、ほかのダイエット方法を試して次は成功させたいです。