2025年4月11日金曜日

世界フィギュアスケート選手権2025を観て

 エリーです。今回はテレビで世界フィギュアスケート選手権2025を観たので、感想を書きたいと思います。

 女子では、アメリカのイザボー・レヴィト選手のフリー「愛の夢」が心に残りました。優雅で美しく可愛い演技でした。

 千葉百音選手のショートプログラムは明るい感じの演技でした。エキシビションも美しくて素晴らしかったです。

 坂本花織選手はショートプログラムで失敗してしまいました。最後の「コンビネーションジャンプ」が2回転3回転になってしまったのです。

 ショートプログラムは「アクセルジャンプ」と、「単独ジャンプ」と、「コンビネーションジャンプ」の3種類のジャンプがあり、跳ぶ順番は自由です。でも、最後のジャンプの点数は1.1倍になります。プログラムの最後は疲れてくるので、ジャンプを跳ぶのが難しくなってくるからだと思います。

 「コンビネーションジャンプ」は他のジャンプに比べて点数が高いので、それを1.1倍にすると、他のジャンプを最後に跳ぶよりも点数が高くなるのです。高得点を取るための戦略だったのですが、今回はうまくいかなかったようです。

 ショートプログラムでは、最初のジャンプをコンビネーションにする選手が多いです。それは最初のジャンプで転倒してコンビネーションにできなかった時に、その次のジャンプをコンビネーションにすれば修正できるからです。

 しかし、プログラムの最後に「コンビネーションジャンプ」を持ってくると、失敗した時に修正することができません。ですので、プログラムの最後に「コンビネーションジャンプ」を持ってくるのは勇気のいることです。

 今回、坂本選手の最終順位は2位でした。でも、坂本選手のことだから来年のオリンピックでは頑張ってくれると思います。


 男子では、佐藤駿選手のショートプログラムの「ラヴェンダーの咲く庭で」が好きです。4回転ルッツが成功して良かったと思います。表現力が全日本選手権の時より良くなっていて、ジャンプもきれいでした。

 韓国のチャ・ジュン・ファン選手のフリーは、演技が始まる最初のポーズから決まっていて「とにかくかっこいい」の一言に尽きます。表彰台に乗れなかったのが残念です。

 テレビではチャ・ジュン・ファン選手のショートプログラムの放送がなかったのでYouTubeで観ました。スマホだと画面が小さいので、ショートプログラムもテレビで放送してほしかったです。

 フランスのケビン・エイモズ選手もとても良かったと思いました。振付はエイモズ選手自身でしているそうです。独創的で変化があり、最初から最後まで観ていて面白い振付だと思いました。去年は調子が悪くて世界選手権に出場できなかったようですが、今年は5位だったので良かったです。


 来年はオリンピックなのでとても楽しみです。選手のケガがなければ良いと思います。

初めてのピアノ発表会

 エリーです。3月29日に、矢部の「コーヒーカンタータ」という喫茶店でピアノの発表会がありました。今日はそのことについて書きたいと思います。この発表会には関西からのゲストの先生もいらっしゃいました。

 発表会は私のピアノの先生の演奏から始まりました。ショパンの「エオリアンハープ」でした。とても良かったです。

 次に男性の方がヘンデルの曲を演奏されました。「パッサカリア」と「サラバンド」です。ピアノの音も大きく力強くて、とても上手でした。

 次は女性の方で、「可愛くてごめん」というポップス曲でした。軽快で良かったです。


 そして、私の番になりました。

私が演奏した曲は下の3曲です。いずれもハ長調の短い簡単バージョンです。


 エリック・サティ 「ジュ・トゥ・ヴ」 (「はじめてのひさしぶりの大人のピアノ」)

 ショパン     「ノクターン2番」 (「はじめてのひさしぶりの大人のピアノ」)

 サン・サーンス  「白鳥」     (「はじめてでも最後まで弾ける大人のピアノ」)


 何とか最後まで弾くことはできたのですが、どの曲も途中で止まってしまって失敗しました。グランドピアノの楽譜を置く位置が高くて見づらく、椅子の高さも普段と違う気がしました。鍵盤も重くてちょっと演奏しづらかったです。

 緊張したせいもあり、途中でどの鍵盤を押したら良いのか分からなくなりました。やっぱり練習不足なのかなと思いました。

 弾いていて止まってしまったところで、先生が楽譜のどこの部分なのかを指し示してくださったので助かりました。

 演奏するグランドピアノで事前に練習したかったのですが、事情があってできなかったのが残念です。関西からのゲストのピアノの先生も「演奏するグランドピアノで事前に練習できないのはきつい。」とおっしゃっていました。ですので、次はグランドピアノで練習できたら良いと思います。

 ピアノの先生は「上手かったよ。」とおっしゃっていましたが、私はもう少しミスタッチを少なくして完璧に弾きたかったです。


 関西からのゲストの先生は、先生が作曲された「プレリュード、間奏曲とフーガ」と、ドビュッシーの「夢想」と、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ「春」の第一楽章を演奏されました。私はドビュッシーの「夢想」の曲にとても感動しました。ピアノの響きがとても美しくて、演奏をずっと聴いていたくなりました。もう一度聴きたくなり、家に帰ってからYouTubeで他の方のドビュッシーの「夢想」を探しましたが、ゲストの先生が演奏された「夢想」の方が良かったと思います。

 最後は、飛び入り参加の方がシューマンの「献呈」を弾いてくださいました。とても良かったです。

 発表会はあっという間に終わってしまいました。私は失敗してしまったのですが、今回は関西からのゲストの先生の演奏を聴くことができたので、参加して良かったと思いました。


 私はピアノを始めて3年と9ヵ月くらいになります。「はじめてでも最後まで弾ける大人のピアノ」という色々な曲が入った楽譜をデイケアで見つけて、週2回デイケアで練習していました。最初の1年は独学でした。でも独学だと分からない部分があるので、ピアノを教えてくれる先生を探しました。先生に最初に教わったのはペダルの使い方でしたが、思うようにできなかったです。

 電子ピアノを購入したのは2024年の6月で、10カ月前です。最初のうちは毎日練習していたのですが、最近休みがちです。理由は鍵盤が軽い電子ピアノなので、アップライトピアノとタッチが違って練習しづらいことと、冬の間体調が少し悪くて早く寝てしまう日が多かったことなどです。編み物が忙しかったせいもあります。ですので、次はもう少し練習時間を増やしてリベンジしたいと思います。