2024年4月24日水曜日

あみぐるみすいぞくかん3

 エリーです。作った編みぐるみがいっぱいあるので、前回に引き続き「あみぐるみすいぞくかん」を作りました。本は「ほしみつきのあみあみカラフルフィッシュ」(自由国民社)です。

 今回はクラゲとクマノミです。特にクラゲをいっぱい作りました。クラゲは編み物の本よりも目の間隔を狭くして、目の位置を下に下げました。

 下の写真は黄色とピンクのクラゲです。


 生成りのクラゲです。とても可愛いと思います。


 ハマクマノミです。


 ハマクマノミと薄オレンジのクラゲです。ハマクマノミの上をクラゲが落ちないようにそうっと歩いているような感じの写真になりました。


 小さいハマクマノミです。細い毛糸で細かくて作るのが大変でした。



 クラゲの集合写真です。クラゲタワーにしてみました。可愛くてマヌケな感じがします。

 クラゲのセリフを考えてみました。

薄紫のクラゲ「おっ、重いっ!つぶれるっ!」

ピンクのクラゲ「しっかりしがみついてないと落っこちちゃう。」

下から3番目の白のクラゲ「おっとっと。落っこちそう。でも、眺めが良いなあ。」

左の一番上の白のクラゲ「遠くがよく見えるぞ。」

黄色いクラゲ「重いなあ。体重どのくらいあるの?」

生成りのクラゲ「失礼ね。軽いわよ。」

中央の生成りの小さいクラゲ「眺めが良いなあ。」

薄オレンジのクラゲ「僕だけ仲間はずれ?僕も上に乗りたかったなあ。」

 今回は「あみぐるみすいぞくかん」ですが、こんな風にクラゲを重ねて何個上に乗せられるかの遊びということにしても良さそうな気がします。


クラゲとクマノミの集合写真です。



 インスタントコーヒーの瓶のふたに編みぐるみをテープで貼りつけました。下の方を濃い色にして、上の方は薄い色でグラデーションになるようにしました。



 画用紙を切りました。



 色を塗った丸い画用紙です。クラゲの色が薄いので、少し濃い目に色を塗ってみました。これを瓶の底に入れます。


瓶のふたに付ける画用紙に色を塗ったところです。



瓶の上です。


 出来上がりです。生成りのクラゲを前にしてみました。


 ハマクマノミを前にしてみました。



 ピンクと紫のクラゲを前にしてみました。


 こんな風に写真を順番に見ると、ハマクマノミが本当に泳いでいる感じがします。

 ちょっと瓶のふたに付けた丸い画用紙が大きかったかなと思いますが、全体的には可愛くできて自分ではとても気に入っています。

 今回は、白、生成り、黄色、薄オレンジ、オレンジ、ピンク、薄紫のグラデーションできれいな色合いになったと思います。大きいハマクマノミの濃いオレンジが良いアクセントになりました。

 姪っ子も「可愛いね。」と言ってくれたので良かったです。



2024年4月17日水曜日

あみぐるみすいぞくかん2

 エリーです。今回は「ほしみつきのあみあみカラフルフィッシュ」(自由国民社)を見て「あみぐるみすいぞくかん」を作ってみました。


 前回は2017年5月の「あみぐるみすいぞくかん製作日記」第1部

「あみぐるみすいぞくかん製作日記」第2部で、かなり前になります。


 まず、編みぐるみを作りました。下の写真はアオリイカです。毛糸の太さを変えて、大きいサイズと小さいサイズを作りました。小さいサイズは細い毛糸を使い、かぎ針2号で編みました。とても細かくて難しかったです。

アオリイカ(大)


アオリイカ(小)


 次はカニです。カニは目の位置が難しかったです。最初、「ソリッドアイ」という毛糸の間に差し込むだけでできる目のパーツを使ったのですが、かわいくならなかったのです。そのためボタンのような目のパーツを使って、好きな位置に刺繡糸で縫い付けました。



 次はマンボウです。左向きと右向きの写真がありますが、作ったのは一つです。可愛くできたと思います。

マンボウ(右向き)

マンボウ(左向き)


 前回「あみぐるみすいぞくかん」を作った時は、木の箱を使って編みぐるみをぶら下げて、上下させて遊ぶ仕組みのおもちゃになっていました。しかし、今回は木の箱が手に入らなかったので、インスタントコーヒーの瓶にぶら下げるだけにしました。


まず、編みぐるみに細い毛糸を付けます。



 そして、インスタントコーヒーのふたに細い毛糸を付けた編みぐるみをセロハンテープで貼りつけます。



 次は、インスタントコーヒーの瓶の底の大きさに合わせて画用紙を丸く切ります。



 そして、3色の色鉛筆でグラデーションを付けて色を塗ります。水色と青と藍色を使いました。



 インスタントコーヒーの瓶に色を塗った画用紙を入れます。水色がきれいです。



 インスタントコーヒーの瓶に編みぐるみを入れたところです。ふたが黒くて暗くなってしまうかなと思い、ふたにも画用紙を貼ることにしました。



 丸い画用紙に字を書きました。色もこれから塗ります。



 下の写真はふたの側面に貼る細長い画用紙です。色も塗ります。



 テープと接着剤を使って、ふたの側面に細長い画用紙を貼って出来上がりです。ふたの側面も下の方を少し濃い色に塗ってグラデーションをつけました。



 ふたの上の部分です。



 アオリイカが見えるように写真を撮りました。



 カニが見えるように写真を撮りました。



 今回の「あみぐるみすいぞくかん」は遊ぶことはできないのですが、小さいアオリイカだけ上下に動かすことができます。




 今回の「あみぐるみすいぞくかん」はなんと3日でできました。水族館ですが、水を取り換える必要がないので楽です。母は「インスタントコーヒーの瓶だったとは思えないね。」と言っていました。

 私は特にマンボウと小さいアオリイカがお気に入りです。皆さんは何がお気に入りでしょうか。


2024年4月3日水曜日

世界フィギュアスケート選手権2024を観て

 エリーです。世界フィギュアスケート選手権2024を観たので、思ったことを書きたいと思います。 

 まず、女子です。韓国のキム・チェヨン選手はスケートを始めた年齢が遅いのに表現力が素晴らしかったです。ステップがとても上手で最高評価でした。感動しました。

 アメリカのイザボー・レヴィト選手は、女性らしい美しい表現力で良かったです。

 坂本花織選手は3連覇達成ですごいと思います。この調子で頑張ってほしいです。


 男子のイリア・マリニン選手は、ショートプログラムの「マラゲーニャ」をよく表現できていたと思います。しかし、ステップがレベル3で点数が伸びなかったようです。でも、ラズベリーツイストはかっこよかったです。

 宇野選手はフリーでジャンプを失敗してしまいましたが、美しい演技だったと思います。

 鍵山選手はフリーでのトリプルアクセルの後の転倒が残念でしたが、ステップがとても上手でした。

 今回チャ・ジュンファン選手はジャンプの難易度を上げた結果、失敗してしまいました。あんまりジャンプの難しいのに挑戦しても失敗したら意味がないし、ケガも多くなるので本当に難しい問題だと思います。四大陸選手権ではとてもかっこよかったので、「難しいジャンプをやらないでいた方がかえって順位が上だったのかな」と思うと本当に残念です。

 ジェイソン・ブラウン選手は4回転がないですが、とても美しい演技でした。

 あと、個人的にはグランプリシリーズで素晴らしかったケビン・エイモズ選手の「ボレロ」が世界選手権で観ることができず、とても残念でした。


 鍵山選手や、韓国のキム・チェヨン選手はステップが上手だったので、「ジャンプの点数も大事かも知れないけど、ステップの点数の比重も高くしてほしい」と思いました。

 選手には来シーズンも頑張ってほしいと思います。


2024年3月27日水曜日

リニューアルしたスヌーピーミュージアム

 エリーです。3月2日にリニューアルした南町田のスヌーピーミュージアムに行ってきました。

 ここでは写真を載せられませんが、田園都市線の南町田の駅やグランベリーパークの中を歩く途中にもスヌーピーの像がありました。いくつもあって首輪の色が違っているようです。どんな色があるか探してみても面白いです。

 新しくなったスヌーピーミュージアムの入り口は、スヌーピーの大きな口になっていました。

 そして、スヌーピーミュージアムの中に入るとスヌーピーワンダールームという部屋があり、かわいいスヌーピーのぬいぐるみやマグカップやお茶碗などがたくさん飾ってありました。可愛くてついつい欲しくなってしまいます。

 「ピーナッツ・ギャング・ギャラリー」には、壁にコミックが動き出すアニメーションも追加されていました。可愛かったです。


 スヌーピーミュージアムには主にマンガが展示されています。「幸せは敵を愛すること」という題名のマンガは、スヌーピーがウサギ狩りに行って、ウサギを襲うのではなく一緒に遊んでしまいます。そして、ウサギは一匹も見つからなかったということにしてしまうという話です。スヌーピーの優しさが伝わってきて、心が温まりました。

 「異文化を楽しんでいるところ」というマンガは、ペパーミント・パティがフランスに旅行してフランスパンを食べているところなのですが、とても変わった食べ方をします。実際にマンガの絵を見なければ分からないので詳しくは書きませんが、とても面白かったです。

 他にも面白いマンガがいっぱいありました。気になった方はスヌーピーミュージアムに行ってみて下さいね。


 お土産はスヌーピーのメレンゲクッキーのストロベリー味を買いました。食品添加物が少なくて、おいしいお菓子でした。瓶にスヌーピーのマンガがついていて可愛いです。



 下はウッドストックのウッドピンチセットです。これもとても可愛いです。



 スヌーピーミュージアムの隣にはカフェがあります。3月2日の日はとてもカフェが混んでいて入れなかったので、別な日にカフェに行ってみました。

 下の写真は企画展連動メニューの「スヌーピーのグランドスラムクレープ」です。イチゴとクレープとバニラアイスがとてもおいしかったです。


 今回の企画展は「旅するピーナッツ」で9月1日までです。最近スヌーピーミュージアムは以前より混んでいるようですが、面白かったので次の企画展も楽しみです。


2024年3月13日水曜日

THE RAMPAGEのベストアルバムを買って

 エリーです。今回はTHE RAMPAGEのベストアルバムを買ったので、感想を書きたいと思います。アルバムの名前は「16SOUL」と「16PRAY」です。なんと、ライブ映像の入っている形態とミュージックビデオの入っている形態を両方とも買ってしまいました。ファン投票でベストアルバムの曲が決められました。私の投票した曲も入っていました。

 以前の曲をもう一度歌い直したようで、入っているすべての曲が以前のアルバムより上手くなっていて感動しました。歌以外のイントロの演奏の部分も上手くなっているような気がします。

 私の好きな宇野昌磨選手も「成長するスケーター」と呼ばれていますが、THE RAMPAGEも「成長するボーカリスト」だと思いました。

 

 まず、アップテンポな曲を集めた「16SOUL」は、楽しすぎて永遠に聴いていたい感じがします。「LA FIESTA」や「THROW YA FIST」という曲が入っていたのが嬉しかったです。

 アルバムのリード曲「SOLDIER LOVE」は、剣と魔法の世界のようなミュージックビデオでかっこいいです。ボーカルの川村壱馬君はこういう世界観が好きだそうで、私と話が合いそうな気がします。

 「16SOUL」に入っているライブ映像は、コロナが収まったので「Only One」という曲で観客も歌うシーンも入っていて、きれいな歌声でした。ライブが盛り上がるように考えられていると思います。


 バラード曲を集めた「16PRAY」のアルバムはどの曲も歌い慣れた感じがして、特に「Starlight」「Only One」「ハジマリノウタ」「One More Kiss」は以前のアルバムと同じ曲とは思えないほど上手くなっています。特に「Only One」は泣けます。

 「16PRAY」のライブ&ドキュメンタリー盤だけに付いてくる特典CDのREMIX ALBUMも最高の出来で、特に「MY PRAYER」のアレンジが素敵です。「Summer Riot~熱帯夜~」のイントロの演奏や「NO GRAVITY」の歌唱も良いです。


 「16PRAY」のミュージックビデオ盤は「STARRY LOVE」と「Can’t Say Goodbye」のミュージックビデオが入っています。

 「STARRY LOVE」のミュージックビデオは緑の中で撮影されていて、すごくきれいで優しい感じのミュージックビデオになっています。

 また、「Can’t Say Goodbye」のミュージックビデオは夏と冬の場面があり、夏の場面は沖縄で撮影されたようです。笑顔が印象的で、メンバーの仲の良さが伝わってきました。私は冬の雪の中で踊っている場面が気に入っています。


 ベストアルバムは2種類ありますが、特に「16PRAY」のアルバムはおすすめできます。興味のある方は聴いてみて下さいね。

 今回はタワーレコードの特典としてトレーディングカードが付いてきて、私の好きな吉野北人君のカードが当たって良かったです。


 2024年2月14日~5月19日まで、アルバムの発売を記念したキャンペーンもやっています。ライブダムのカラオケの採点コンテンツの中に「完唱歌いきりまショー」というものがあり、「完唱できたらTHE RAMPAGEのモバイルバッテリーが16名に当たる」という懸賞があるのです。そして、その懸賞に応募した全員に、THE RAMPAGEメンバーのサインとコメント入りのスマホの壁紙32種類がランダムで1枚当たります。(「16SOUL」のアルバムの中の曲を歌う場合の16種類と、「16PRAY」のアルバムの中の曲の16種類で、計32種類です。)

 この採点コンテンツは点数が出るのではなく、3人の審査員が音程・リズム・歌唱テクニックなどのカラオケ歌唱を評価します。完唱タイマーが0になるまで歌うことができ、審査員が満足してくれれば歌唱時間を延長してくれます。審査員が満足しないと完唱失敗となるのです。ハードルの高い懸賞だなと思いました。

 私は1曲目に「16PRAY」のアルバムの中の「MY PRAYER」を歌って完唱に成功しました。2曲目は「Only One」を歌ったのですが最初は失敗して、3回くらい歌ってようやく成功しました。私はこの2曲でいつもキーを2つ下げて練習していたのに、なんとこの日は原曲キーで歌って成功したのです。

 私は中学校でコーラス部だった時はソプラノの人がうらやましいと思っていましたが、アルトで良かったと思いました。私は声が低いので、男性の曲の方が歌いやすいのです。男性の曲だとキーをそれほど変えなくても歌うことができます。

 そして、壁紙全員プレゼントは絵柄を選ぶことができなくて確率は16分の2なのに、なんと私の大好きな吉野北人君の壁紙が当たったのです。すごくうれしかったです。壁紙の吉野君は見れば見るほどかっこよくて、とても気に入っています。

 2曲歌ったのでもう一枚は山本彰吾君の壁紙でした。壁紙についていたコメントがとても良かったです。

 THE RAMPAGEは最近あまりテレビに出演しないのですが、とても良いグループだと思います。早く大ブレイクしてほしいです。

 ※THE RAMPAGEの壁紙全員プレゼントは、歌を完唱できなくても歌を選んだ時点でもらえることが後で分かりました。最初は気付かなかったので、完唱できなかった2回分壁紙を見落としていたのです。もったいなかったです。

2024年2月28日水曜日

不登校を考える

 エリーです。今回は不登校について考えてみました。現在、不登校の児童生徒数は約30万人となり、過去最多となったそうです。私のいとこの娘さんと息子さんも2人とも不登校でした。なぜこんなにも不登校の児童生徒数が増えてしまったのでしょうか。

 

 今考えると、私は高校時代が一番辛かったです。高校は授業の進むスピードが速くて、授業についていこうと思ったら学校の勉強しかできなくなります。私自身はもっと色々な本が読みたかったので、学校の勉強だけに縛られる生活がきつかったのです。


 高校では、修学旅行で制服のネクタイを忘れただけで反省文を書かされた人がいました。制服のない国もあることを考えると、日本の学校はちょっと厳しいと思います。学校生活は窮屈なのです。私は学校に行かなくなる児童生徒が出ても当然だと思っています。


 不登校が増える要因の一つに詰め込み教育があると思います。私は体育や図画工作が苦手で、どちらかと言うと勉強の方が好きでしたが、中学校や高校で暗記が多いのは辛かったです。知識だけ詰め込んでもテストが終わると覚えたことを忘れてしまうと思います。でも、自分で好きな本を読んで得られる知識は忘れにくいものです。ですので、暗記だけでなく図書館などで本を読んで調べる学習があっても良いと思います。

 また、日本の教育では子どもが主体性を失って、受け身になってしまうという意見もありますので、自分で疑問に思ったことを調べて発表する場などがたまにあっても良いかもしれません。


 あと、学校の勉強についていけなくても授業は先に進んでしまいます。ついていける子は良いですが、ついていけない子はその時間辛いですし、結局何も身に付かないで終わってしまう子もいると思います。そうすると時間の無駄にもなります。


 私の場合は、高校2年に進級する時点で進路が決まっていなくて理系を選択しました。でも、数学の授業の進度に全然ついていけなくてテストで良い成績が取れませんでした。数列や微分積分でつまずいたのです。できないことを数学の先生に批判されるので、それも辛かったです。塾に通うことも考えましたが、学校の宿題や復習で精一杯なので通っている時間もありません。


 高校2年の頃は夜の11時くらいまで学校の復習などをやって、11時から12時までは与謝野晶子訳の「源氏物語」を読む時間と決めていました。高校2年生の終わりになって「源氏物語が面白かったから短大の国文科に行こう」と思い、次の学年で文系を選びました。文系の方が私には向いていました。数学の授業が理解できなくて数学は捨てたことになってしまいましたが、高校で教わる内容は専門的なので皆が知っている必要はなさそうな気がしますし、他の興味のあることを勉強した方が有意義な場合もあると思います。


 また、いじめで不登校になる児童生徒もいます。アメリカはホームスクーリングの制度があって、親や家庭教師に家で勉強を教わることができるようです。日本でもホームスクーリングの制度を作って、いじめなどで学校に行くことができない児童生徒を勉強させた方が良いと思います。

 ホームスクーリングだと親の負担が増すという欠点はありますが、自分のペースで勉強を進めることができますので落ちこぼれが少なくなりますし、好きな時間に好きな勉強ができて勉強の効率もアップしそうです。

 発明王トーマス・エジソンや、歴代14名ものアメリカ大統領が学校に行かずホームスクーリングだったそうです。


 また、「早生まれだと学校の勉強についていくのが大変」という意見もあります。成長に合わせて入学できる制度もあった方が良いかも知れません。


 あと、学校だとなかなか融通がきかない面があると思います。

 例えば、「アレクサンダー・ガジェヴさんのピアノ・リサイタル」のブログ(https://tomonikai-shane.blogspot.com/2023/11/blog-post.html)にも書きましたが、その時の気分で演奏曲の順番を変えるようなことは学校ではなかなかできません。この場合、無理やり演奏曲順に演奏させようとすると、その人の個性を潰すことになってしまいます。芸術家はインスピレーションが湧いた時に演奏できるのが一番良いので、黙って見守ることも時には必要になります。

 日本の学校はみんな同じことをしなければなりません。こんな風に学校にもその時の気分というものが存在しても良いのかも知れないのです。


 オランダではどの科目をどの曜日に勉強するかを自分で決めることができ、学習内容も自分の興味や理解の度合いに合わせて学ぶことができるそうです。

 日本では希望する大学に行けないと好きな勉強ができないため、本当に学びたいことが学べないで終わる人がいっぱいいます。

 また、自由で選択科目が多い短大時代は楽しかったです。日本でも早いうちから科目を選択できるようにした方が良いと思います。選択科目だとどうしても得意な教科と苦手な教科で差ができてしまうと思いますが、みんなで足りないところを補い合って助け合う社会を作れば良いのです。


 本来、その時間何をするかは自分の決めることであって、他人の決めることではありません。他人が決めてしまうとその人の人生ではなくなってしまうのです。自分でその時間何をするのか考える時間がないと、他人に流されて生きるだけの人間になってしまいます。


 学校にはいろんな子がいるので難しい問題です。その子によっては、学校の偏差値ばかりを気にするより手に職をつけた方が就職できる場合もあるはずです。行って楽しい学校にするにはどうすれば良いのか、みんなで考えていく必要があるのではないでしょうか。

2024年2月8日木曜日

Ghost In The Shell/攻殻機動隊 4Kリマスター版を2年前に見ました。

 久しぶりの投稿のYNです。

よろしくお願いいたします。


今回も、只々映画消費者の映画関連ネタです。


初めに、この投稿を見られている方が、そもそも映画館まで行ってまで映画は見ず、映画は動画サイトや動画アプリなどで見るという方には、あまり関係ない、もしくは興味のわかない話かもしれません。

しかし、もし映画はやっぱり劇場の巨大スクリーンで、さらには上質な音響で鑑賞したいという方はご一読ください。

(…と書きましたが、紹介作品は2年前どころか1995年11月18日公開の30年近く前の作品なので、配信サイトや、レンタルビデオ店で借りたBD/DVDなど、もしくは購入したBD/DVDで鑑賞、という形になるかと思います…すみません)



GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスターセット (4K ULTRA HD Blu-ray&Blu-ray Disc 2枚組)


日本公開日:2021年9月17日(原版:1995年11月18日公開)、「Ghost In The Shell/攻殻機動隊 4Kリマスター版 (wiki )」

タイトルの作品情報としては、原作ファン、劇場版やTVアニメ版ファンなど、世代ごとで、私はこの作品が初攻殻作品でしたというのがあるかと思います。

私は最初の原作の雑誌掲載時からの原作ファンでしたが、劇場版アニメがアメリカのビルボード誌のビデオ週間売上げ1位となった(1996年8月24日付)というので、第1作は映画館では鑑賞できませんでしたが、公開後にDVDをレンタルショップで見つけて、買って見ました。



初見は、壮絶で精密な、義体(サイボーグ)の登場人物同士の、電脳内での会話や戦闘のアクションに、衝撃を受けました。

原作はハードではありますが、ポップに表現されている部分が多々ありますが、この劇場版は、監督か脚本家かプロデューサーか、誰、もしくは制作陣全体の方向性がそうだったのかわかりませんが、理性的でシリアスそのものです。

当時掲載紙のヤングマガジンは、最近は地元の床屋に行ったときに、待合で手に取って読むことは有りますが、雑誌も買わなくなって久しいです。

掲載作品は当時とは少し雰囲気が違う作画や作風の作品も有ったりしますが、今も面白い作品が掲載されていると思います。



本稿執筆時はIT関係は、とにかく生成AIで世の中を変えていこうという感じですが、この作品では高度に人体に近づいた電脳に、ネットワークの中で人格を持ったAIや、実在の人格データを本作ではゴーストと呼んでいたりするものが宿り、実体の世界と、ネットワーク内のアバターの会話と戦闘が描かれます。

原作の攻殻機動隊 のWikipediaの世界観設定を見ると、改めてだいぶハードな世界観だなと思いました。

最近のきな臭い政治・経済情勢やAIの動向などを見ていると、本作のような世界にはなってほしくはない(政治や世界情勢であって、技術の事ではありません)けれど、近づいている部分もあるのかもと思ってしまったりします。



4Kリマスター版の感想としては、高画質になって、さらに作品の持っている力というか迫力を感じました。

元々が、本作で名を馳せたProduction I.Gのアニメーターによる、高度に緻密な手書きの作画アニメーションですから、その表現力に圧倒されます。



最近も、AI関連でいうと、「ザ・クリエイター/創造者(日本公開日:2023年10月20日)」も昨年見ましたが、こちらはAI対人間の戦争と言いつつ、米中戦争を思わせるような構図で、アジア人をAI(アンドロイド)に支配された未開人のように描いていたりしましたが、2作品の描く世界はどちらもハードで、あまり来てほしくない未来ですね。



ザ・クリエイター/創造者 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]




以上、Ghost In The Shell/攻殻機動隊 4Kリマスター版をテーマにした投稿でした。

それではまた次回の投稿でお会いしましょう。

ここまで読み進めていただきまして、ありがとうございました。